
気になる男性からのLINEの返信が遅くて、「脈なしなのかな」とお悩みの女性も多いのではないでしょうか。
男性の本音は、実はLINEの中にあらわれます。
返信の速さや内容、絵文字の使い方、スタンプの頻度には、それぞれ心理的な意味があるんです。
本記事では、恋愛心理学の観点から「脈あり・脈なし」を読み解くLINEのサインを徹底解説します。
彼のメッセージに隠された“本気度”を見抜く方法をご紹介しますので、気になる彼とのLINEでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
返信タイミングでわかる!脈あり・脈なしのサイン

LINEの返信をするタイミングにも、男性の脈あり・脈なしサインが隠れていることがあります。
ここからは返信が早い男性と遅い男性の本音を、心理的な側面から解説していきます。
返信が早い男性の心理
LINEの返信が早い男性の心理は、必ずしも「脈あり」とは言い切れませんが、脈ありの可能性が高いといえます。
返信が早い男性はあなたとのLINEのやりとりをリアルタイムでおこない、やりとりを長く続けたいと考えています。
また即レスをすることで自分の中であなたの優先順位が高く、好意があることをアピールしている可能性も高いでしょう。
ただし誰にでもマメな性格であったり、LINEをすぐ返すのが癖になっている人もいるため、脈ありかどうかは内容で判断する必要があります。
返信が遅い・既読スルーする男性の本音
では返信が遅い・既読スルーする男性の本音はというと、こちらも一概に脈なしとも言い切れません。
単純に仕事や趣味が忙しかったり、LINEのやりとりが苦手でLINEの返信が後回しになっていることがあります。
しかし以前は即レスだったのに最近は返信ペースが遅くなっている場合は、あなたへの興味が薄れている、つまり脈なしの可能性が高いでしょう。
また既読スルーは、返信しないことでやりとりを終わらせたい、距離を置きたいと考えているケースもあります。
既読のまま長期間放置されている場合は、ほぼ脈なしであると考えられます。
「忙しい」は脈なし?返信ペースから見る恋愛サイン
「忙しい」という理由で返信が遅かったり、既読スルーされている場合は、本当に忙しくて余裕がない場合と、優先順位が低い場合の2つに分かれます。
脈ありで、「忙しい」という理由で返信が遅れる場合、遅くても数時間後~1日後には返信が来て、「遅くなってごめんね」などと一言を添えてくれることが多いでしょう。
一方脈なしの場合は返信が数日後になったり、既読スルーのままずっと放置されたりして、返信が来ても「うん」「了解」などの短い単語で、やりとりが続かないものが多い傾向があります。
絵文字・スタンプに隠された男性心理

返信ペースやタイミングだけではなく、絵文字やスタンプにも男性心理が隠れていることがあります。
LINEの内容だけではなく、絵文字やスタンプにも注目してみましょう。
絵文字の量でわかる「親しみ」と「距離感」
絵文字の量には男性の心理や距離感がはっきりと表れています。
絵文字が多い男性は、絵文字を使うことでやりとりの雰囲気を明るくし、あなたと距離を縮めたいと思っている可能性が高いでしょう。
またあなたに親しみを感じていて、絵文字で「楽しい」「嬉しい」といった感情を共有したいというケースもあります。
なお、ハートやキス顔などの絵文字は、好意のある相手にしか使わないことが多いので、脈ありのサインであると考えられます。
スタンプを多用する男性のタイプと心理
スタンプを多用する男性は、大きく3つのタイプに分かれます。
1つ目は、親近感を深めたい、好意を伝えたいという心理が働いているタイプです。
文字だけでは伝わりにくいポジティブな感情をスタンプで表現し、あなたに好印象を与えたいと思っています。
またユニークなスタンプを使う男性は、会話のきっかけを作ったり、あなたを楽しませたいと思っていたりする可能性があります。
2つ目は、LINEが苦手で、文字を打つのが面倒だと思っているタイプです。
長々と文字を打つよりも、自分の感情をスタンプひとつで伝えたいと思っており、スタンプを送ることで会話を切り上げようとしています。
3つ目は、女性ウケを狙っている軽いタイプの男性です。
女性の好みそうなスタンプを積極的に使い、メッセージなしでスタンプを連投して女性との距離感を急に縮めようとしています。
このようにスタンプを多用する男性は感情を文字ではなく感覚で伝えようとしているので、どんな心理が働いているのかをしっかり見極める必要があります。
絵文字を使わない男性は脈なしなの?
絵文字を使わない男性に対して、「そっけなく感じる」「脈なしかも」と不安に思うこともあるでしょう。
しかし絵文字を使わない=脈なしとは言い切れません。
絵文字を使うのが恥ずかしい、軽い男だと思われたくないという心理から絵文字を使わない男性もいます。
また絵文字を使わないことで真剣さをアピールしている男性もいますし、誰に対しても絵文字を使わないために、脈ありの相手にも絵文字を使わないというケースは多いでしょう。
その一方で、あなたに興味がなく、LINEを面倒に感じており、「うん」など必要最低限の返信で終わらせたいと思っている場合も絵文字を使わないことがあります。
そのため、絵文字の量で脈あり、脈なしを判断するには文面と合わせて判断する必要があります。
恋愛心理学で読み解く“追うLINE”と“追われるLINE”

恋愛においてLINEには、“追うLINE”と“追われるLINE”があります。
ここからは恋愛心理学の観点から、“追うLINE”と“追われるLINE”が男性心理や恋の駆け引きにどう関わってくるのかを解説します。
なぜ追うと逃げられる?男性心理のメカニズム
多くの男性は恋愛において「自分から手に入れたい」という狩猟本能を持っています。
そのため自分が手間暇をかけ、努力をして手に入れたものにこそ価値を感じるため、女性から追うLINEを送られると興味が低下してしまうのです。
さらに人は手に入りにくいものほど強く意識し、欲求が高まるというカリギュラ効果も関係しています。
女性が常に連絡をとろうとしたり、男性のことを優先しようとすると、「簡単に手に入るもの」と認識し、あなたのことを意識しなくなってしまうでしょう。
恋の駆け引きで大切なのは「返信タイミング」
返信のタイミングは恋の主導権を握るために非常に重要なポイントです。
返信の速さ=相手への関心度を示すサインだと考えると、即レスばかりしていると追うLINEになって相手に逃げられてしまいます。
そのため、返信は相手を少し焦らし、「何をしてるんだろう」「自分のことをどう思ってるのかな」と思わせ、自然と追いたくなるようなタイミングを狙うと良いでしょう。
LINEの返信は相手のLINEが来てから1~2時間後、相手のテンポより少しゆっくりめを意識するのがおすすめです。
しかしデートの誘いLINEが来た場合などは、相手にテンポを合わせて安心感を与えましょう。
ただし、ずっと返信を遅らせてばかりだと相手が「脈なしかな」と思ってあきらめてしまうことがあります。
そんな時は「報酬の変動効果」という、「人は予測できない報酬に強く惹かれる」という心理学に基づいた恋愛テクニックを使いましょう。
普段はゆっくり返信しつつ、たまに即レスをしてみると、予測できない返信タイミングが相手の感情を揺さぶり、「次はどう来るのかな」と相手を惹きつけることができるはずです。