「セフレ」と「恋人」の違いとは?気持ちの確認と合意/BETSY

これって付き合ってる?

「週一で会ってるし、セックスだけじゃなくてデートもお泊まりもする。これって付き合ってると思う?」これまでの人生で何度聞いてきたかわからないこの質問。そのたびに私が返す言葉は「純度100%のセフレだね」です。つい最近も言いました。そうするとほぼ確実にこう返ってきます。「でも、他にセックスしてる人いないって言ってたし、行きつけのお店にも連れていってくれるし、今度旅行しようって言ってるんだよ?」。うん、それでもセフレです。デートしようが旅行しようが、誕生日にブランドの財布をくれようが、セフレです。ちなみに、私は長いセフレ人生の中で、実家に連れていかれたことが2回ほどあり、カルティエのリングを買ってもらったこともあります。それでもセフレはセフレ。

世間では自分が恋人なのかセフレなのかわからない迷子たちがいるようですが、私はハッキリと言いたいです。「恋人」と「セフレ」の違いって「犬」と「猫」ぐらい違います。

気持ちの確認と合意があれば恋人

「恋人」と「友達」の違いはわかりますよね。お互いに好意があって、その気持ちをちゃんと確認しあい「私たちは恋人だよね」とオフィシャルに合意しているかどうかです。気持ちの確認と合意があって初めて成立するのが恋人。そうでなければ友達です。

「恋人」と「セフレ」の違いも実は同じです。気持ちの確認と合意があれば恋人。そうでなければ恋人ではありません。つまりセフレです。定期的にセックスしようが、お泊まりしようが、たまにはセックスなしのデートをしようが、セフレです。一応言っておくとセックス中の「好き」はノーカウント。セックス中なんて脳がイカれてるので「気持ちいい」の類義語くらいに思っておいたほうがいいでしょう。

しかし、現実には「恋人」と「セフレ」の線引きが曖昧になっている人がいます。それはなぜかというと「恋人とセフレのあいだにグレーゾーンがある」と思い込まされているから。このグレーゾーンって便利なんです。恋人にしたくない側にとっては最高に都合がいい。恋人未満の関係にしておけば定期的にセックスできるし、恋人っぽい甘い時間も肌のぬくもりも適度に味わうことができます。関係を断ちたいときはフェードアウトすればいいので楽チン。