
ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、只今絶賛キス待ち状態の女性って誰?」
担当編集I嬢:「奥手な人こそ、キスのハードル高いですからね」
キス……日本語で言うと接吻、フランス語で言うとベーゼってやつですね。なお、ミカコちゃんが「キスはフランス語でベーゼ」を知ったのは、30年以上も前ですが、『りぼん』で連載されていた岡田あーみん先生の『こいつら100%伝説』がきっかけです。
この漫画、ミカコちゃんにとってはバイブルみたいな存在でして、どんだけ辛いことがあってもこれを読むと悩んでいたことが馬鹿馬鹿しくなるくらい笑えます。既読がつかないとか、既読がついても返信がないとか、もう何週間も会っていないなどセンチメンタルに陥った時は、騙されたと思って『こいつら100%伝説』を読んでみてください。
なお、センチメンタルの特効薬はあと2つございます。1つは平野レミさん、もう1つは『5時に夢中』です。どちらも『こいつら100%伝説』同様に、観ると悩みが一瞬で馬鹿馬鹿しくなります。お試しあれ!
いい雰囲気の殿方と…
話を戻しましょう。今回のテーマはキスです。鱚(きす)の天婦羅も美味しいですが、魚じゃなく口づけのほうのキスです。イイ雰囲気の殿方と距離感をさらに縮めるべく、とりあえずキスされたいと願っている婦女子は少なくないはず。また、晴れて正式なお付き合いがスタートしたものの、彼氏が奥手なのか一向に手を出して来ず、とりあえずキスされたいと願っている婦女子も少なくないはず。
女性側から仕掛けるほう手法もありますが、できれば殿方からキスしてきてほしいのが乙女心! なので、仕掛け役は殿方に担っていただくことを前提としたうえで、受け手である女性側がまずすべきことは、クチビルのお手入れですよね。どんだけシチュエーションが良くても、クチビルがガッサガサだと女性側も「今日はやめておこう」ってなるでしょうから、リップクリームによる保湿はこまめに行ないましょう。
なお、リップクリームって縦に塗るのが正解なんですって。確かに、クチビルのシワって縦に入っていますから、沿って塗るほうが浸透しやすいんでしょうね。
キスしたくなるシチュエーションは?
リップクリームの正しい塗り方を把握できたところで、今こそ全ての日本国民に問います。
キスしたくなる空気感ってどうやったら作り出せるのでしょうか?

そんなことも知らずに、「キスしたくなるシチュエーションと言ったら観覧車が鉄板!」とか「高所恐怖症なので観覧車じゃなく、カラオケで『はじめてのチュウ』を熱唱します」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。殿方がキスを仕掛けたくなる空気感とは……!?
「やはり『帰り道』の『別れ際』は鉄板!」です。

- 1
- 2