デートの別れ際が勝負
普通に考えても、待ち合わせて会った途端にキスを交わす男女はいないでしょう。欧米なら挨拶がてら即キスすることもあるのでしょうけど、ここは日本です。デート開始序盤でのキスは、ほぼゼロで間違いないはず。
逆に、デート終盤に名残惜しさからキスを交わすパターンが物凄く多いように見受けられます。「名残惜しいなら泊まって行けばええじゃないか!」と思うかもしれませんが、翌朝が早いとか、まだ一線越えるタイミングじゃないとか、諸事情あってバイバイしなければならない場合にキスという行為が起きるのが自然な流れなのでしょう。
で、あるならば! 殿方に「名残惜しい」「もうちょっと一緒にいたかった」と思わせれば、そこからキス衝動を刺激することが出来ます。そのためにも、デートは短時間で切り上げましょう。朝から晩までディ〇ニーなど、長時間過ごしてしまうと名残惜しいどころか、家に帰ってさっさと身体を休めたくなります。
なので平日の仕事終わり、2時間前後のゴハンを推奨します。お酒が入るとつい、「2軒目……」と言いたくなりますが、最優先すべきはキスなので、そこはグッと堪えましょう。
立地とセリフも大事!
そして、ゴハン屋さんの「立地」も大事です。駅から徒歩30秒とかだと、店を出てすぐ駅なので、帰り道を味わう時間が少なすぎます。なので駅からちょっと歩くような、できれば閑静な住宅街に佇む隠れ家的レストランが良いですね。人通りの少なさは、キスしやすい雰囲気に欠かせない条件ですから。
あとは、「もうちょっとゆっくりしたかったね」などの、名残惜しさを表すセリフを出せばバッチリでしょう。そのセリフを際立たせるためにも、ゴハン中は「次に会う日時の取り決め」はしないほうがベター。次に会う日時が決まっていると、「来週すぐ会えるじゃん」と、現実に引き戻されてしまうので。
ちょっと話はズレますが、次に会う日時が決まっていない状況を不安視する女性も一定数存在しますが、大丈夫ですよ! ケータイのない昭和ならまだしも、時代は令和です。会っている時に約束せずとも、後からLINEでいくらでも決められますから。
Text/菊池美佳子
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