40代女性の豊かなセクシャルウェルビーイングとは?簡単セルフケアや10の習慣を紹介します

(出典:PIXTA)

「セクシャリティ」とは「性のあり方」を指す言葉であることを知っていますか。

悲しいことに、アラフォー女性は、女性が性的なことを口に出すのは恥ずかしいことであると言われながら育ってきた年代です。そうやって自分の中で押し留めてきた感情も、アラフォーを迎え日常生活が忙しなくなる中で、性的関心が落ち込んだり、セックスレスや身体の変化、ホルモンバランスの変化を感じはじめたりと、否が応でも「セクシュアリティ」を考えはじめる女性が近年増えてきました。

実際、筆者である私もライフスタイルの変化によって違和感を抱きはじめ、今こそ率直に自分のセクシャリティを、「性」を見つめて、もっと豊かで充実させるための情報が欲しいと考えるようになりました。

今回は40代女性のセクシャリティを豊かにするためのセルフケアやマインドセット、習慣についてご紹介していきます。

40代女性のセクシャルウェルビーイングに必要なこと

「セクシャルウェルビーイング」とは、セクシャリティが肉体的・精神的・社会的に満たされた状態にあることを表現する言葉です。40代女性がセクシャルウェルビーイングを手にするためにはどのような自己ケアをすべきかをご紹介しましょう。

デリケートゾーンのケアをする

まずは肉体的にセクシャリティを満たすため、デリケートゾーンのケアを始めましょう。

40代になるとホルモンバランスに変化が起こり、デリケートゾーンにトラブルが発生しやすくなります。膣内のpH値が乱れたり、コラーゲンが減少で乾燥したりして、かゆみやにおい、痛みなど、今までには見られなかった症状があらわれることも。

デリケートゾーンをケアするために、入浴やシャワー時は専用のソープで洗浄し、入浴した後はタオルで優しく水分を拭きとって専用のクリームやオイルなどを塗布しましょう。

デリケートゾーンを丁寧にケアすることは日頃の不快感が減るだけでなく、自分を癒やすことにも繋がります。

セルフプレジャーに励む

セルフプレジャーは日本において、オナニーやマスターベーションと呼ばれる自慰行為のことを言い換えた言葉です。その名の通り、自分で自分を喜ばせることができるので、肉体的にも精神的にも満たされる行為であることを意味しています。

セルフプレジャーをすることによって性的快感を得られるだけではなく、セロトニンやドーパミンなどの幸せホルモンの分泌量が増え、質の良い睡眠や美肌にもつながります。

最近では女性向けのスタイリッシュなラブグッズも多く販売されているため、部屋に置いておいても違和感のないかわいらしいグッズでセルフプレジャーを楽しめるでしょう。

恋愛や美容、健康と同じく、今やセルフプレジャーもセルフケアのひとつとして認知され始めているので、積極的に取り入れていくことをおすすめします。

セクシャリティに関する情報を手に入れる

幸いにも現代はインターネットの発達により、様々な情報の発信・受信ができる時代です。自らが気になっているセクシャリティに関する情報を手に入れることで、より自分のセクシャリティへの理解を深めることができます。

さらに自分のセクシャリティを社会に発信し、同じ悩みをもつ女性たちの共感や知識を得れば、社会的に満たされたセクシャルウェルビーイングにもつながっていくでしょう。