「似ているって言われます」で印象を残す

「〇〇に似ている」と言っても、実在の有名人はダメです。実在の人物だと、どうしたって「似ている・似ていない」問題に派生しやすいので。

大事なのは、似ているか似ていないか……ではなく! 「この子、面白そう」と思ってもらうことです。なのでもし貴女サマがメガネをかけているのであれば、「外見はDr.スランプ アラレちゃんに似ています」とか。お団子ヘアーがトレードマークであれば、「タマネギに似ているって言われます」とか。背が高い女性であれば、「キリンに似ているって言われます」とか。

「初めまして、A子です。イイネありがとうございます」と、「初めまして、A子です。外見はミラーボールに似ているほうだと思います。イイネありがとうございます」では、圧倒的に後者のほうが個性的です。

「〇〇に似ています」の一文を加えることは、相手の「ノリの良さ」をチェックすることにも繋がります。ノリの良い男性であれば、「俺はバッドばつ丸に似ています」など返ってくるでしょう。もしくは、「ミラーボールに似ているって、丸顔で派手好きなんですか(笑)?」など、話題を拡げようとしてくれるでしょう。

ナルシストっぽくなるのは避けたい

最後に……「実在の芸能人は避け、アニメキャラや動物なら何でも良いのか?」という点に関して。アニメキャラや動物と言っても、「峰不二子に似ています」とか「子リスに似ています」だとナルシストっぽくなっちゃいます。

「じゃあドキンちゃんはどうなの?」「コツメカワウソはどうなの?」など、何に似ていればナルシスト回避できるのかわからない人は、魚類からチョイスしましょう。「鮭に似ています」とか「寒ブリに似ています」とか、魚類は絶対にナルシストっぽくならないので。

Text/菊池美佳子