カノジョがいるからこそ強気なぐらいでいい

カノジョの存在が初期設定に組み込まれていると、どうしたって全ての言動にブレーキがかかってしまいます。「こんな時間にLINEして、カノジョと一緒だったら迷惑かな」とか、「そもそもカノジョ持ち男性にLINEすること自体が迷惑かな」とか、「LINE交換を申し出る時点ですでに迷惑かな」とか。

そんなこと気にしていたら、進みようがありません。なのでカノジョの存在は忘れたフリをして、あくまでもフリーの男性にアタックするという心持ちで臨みましょう。LINE交換だけでなく、ゴハンの誘いや、好意の示し方に関しても同様です。

むろん、「いやー、でもカノジョいるから……」」と相手側が足踏みするパターンも考えられます。ここで「ですよねー」と引き下がっては進みようがありません。「そうなんですねー」「でもいいじゃないですか、LINE交換くらい」「ゴハン行くくらいいいじゃないですか」と、多少強気なくらいでちょうどいいとミカコちゃんは考えます。

強気と言えば、セックスもガンガンしましょう。一般的には、「付き合う前にセックスするのは駄目」「ましてや相手にはカノジョがいるのに」が定説とされています。一理ありますが、ミカコちゃんとしては、相手にカノジョがいるからこそセックスすべきかと! 

「都合のイイ女止まり」にならないために

カノジョとのセックスがマンネリ状態であれば、貴女サマとセックスすることで、そこに性的充足感が生まれます。カノジョとセックスしている場合でも、貴女サマとセックスすることで、そこに新鮮さが生まれます。逆にセックスしないと、「セックスできないのなら既存カノジョに戻ろう」となってしまうでしょう。
以上を踏まえ、セックスは惜しむことなくガンガンなさってください。そのぶん、と言ってはヘンかもしれませんが、ちゃんと付き合いたい旨は明確に伝えましょう。一般的には、「カノジョ持ち男性に自ら付き合いたいと言うのはプレッシャーをかけることになるから駄目」が定説とされています。

一理ありますが、ハッキリ言わないと単なる「都合のイイ女止まり」になってしまう危険性大です。そりゃそうですよね、「カノジョ持ちの俺だけど、正式交際を求めることなくセックスには応じてくれるのだ!」って、相手にとってはラクチンな状態でしょうから。

ミカコちゃん周辺の略奪愛成功者たちも皆、だいぶ早い段階から「ちゃんと付き合いたい」を伝えていました。その上でセックス含め楽しく過ごし、見事「泥棒猫」の称号を手に入れました。この記事をお読みいただけた皆々様の健闘も祈っております。

Text/菊池美佳子