第2回:本音を話せず、息苦しいアナタ! まずは陽気姫(ようきひ)になるのよ!
だんだん春本番が近づいてきました。
春夏秋冬、それぞれの良さがあるけれど、アテクシは、やっぱり春が一番好き。 だって、つくしは顔を出す。花はほころぶ。蝶々はふわふわ飛び始める。
すべての生き物が「わあああああ、春だ、楽しい!嬉しい!」そんなふうに全身で喜びを表現しているでしょ?
でも、人間って少し複雑。
嬉しいときに「嬉しい」、楽しいときに「楽しい」、辛いときに「辛い」、悲しいときに「悲しい」、そんなシンプルに表現できないときもあるのよね。
今回はそんなお悩みを抱えている一人の女性からのメッセージを取り上げてみようと思いますわ。
M子さん(23歳)からのメッセージ
「親しい人でも本音を言うことができなくて苦しい」
私って、本音を言えない性格なんです。私は接客の仕事についているので、仕事上は逆にその性格が役にも立っていますが、本当はプライベートでは本音を言いたいと思っています。たとえば、彼氏や親しい友達に対してなどです。
私の周りには、親しい子同士の飲み会などでは「ぶっちゃけ○○でさー」といった感じに、すべてをさらけ出してしまうような子が多いんです。私もそんな風になりたいんです。誰にも本音を言えないのは、やっぱり息苦しい。
どうしたらそんな人間になれるんでしょう?
さて、本音を言えない方って、本当は自分の辛さを受け止めてくれる人を求めているのよ。
でも、辛さを受け止めるっていうのは、相手にかなり労力がいること。場合によっては相手まで辛くしちゃうし、嫌われるかもしれない。
そこで、そういう方は、マイナスの感情を見せたくないように行動してしまうのよね。
要は相手にどう思われるか自信が無くて怖いのよ。でも、マイナスの感情だけ隠すっていうのは、なかなか難しい。
結局仮面をつけたように、すべての気持ちや感情を見せないようにしてしまうんです。だから息苦しいの。
仮面の下にある本当の心が呼吸できなくなっちゃうから。
そこで、具体的にどうすればいいのか、アテクシじっくり考えますわね。
うーーーーーーーん……、ピコーン。
思いついたわ、いい方法。ズバリ、陽気姫作戦!
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