「自分はエロの世界を開きますよ」マッチングアプリで出会った変な人の話

日常では出会えない人と出会えるのが楽しいマッチングアプリ。
運命のイタズラなのか、時として忘れられないほど変な人に出会うこともありますよね。「ヤリモク」という一言では言い表せない、味わい深い出会いがあることも。

話のネタになる面白い出会いに感謝。マッチングアプリに感謝。手当たり次第に感謝しながら、身近で集めた「マッチングアプリで出会った変な男性たちの話」をご紹介します。

「自分は割と新しい世界を開きます」

エロい雰囲気を出しているアカウントと気まぐれにマッチングした時のことです。「自分は割と(エロの)新しい世界を開きますよ〜」とメッセージがきたので、どんな感じかと聞くと、「3Pとかハプバーですね」と返ってきて、思ったより普通だったことが印象深いです。ごく一般的とまではいいませんが、料理でいうとローリエ位なのでもう一工夫欲しかったです。

いきなり仕事場

メッセージのやり取りもそこそこに気が合いそうだったので会ったところ、住宅街で待ち合わせ。お店に行くのかな?と思いつつ、雑居ビルの二階、暗い事務所のようなところに案内され、なぜか断りづらく最悪殺されるのかなと思いました。どうやらそこは彼の職場のようで、夜は誰もいないのでここで飲もうということでした。いきなり職場バレるし、そもそも事務所に知らない女を入れてしまうところが怖かったですが、一周して面白い人なんだなと思いその後は友人として仲良くなりました。

イラン人を「下級民族」と呼ぶ人

イランに何年か駐在していた男性が、現地でのハプニングを面白おかしく話してくれました。その中でふと「イランって底辺だから」と聞こえた気がしたのですが「イランって大変だから」の聞き間違いかな?と聞き流しました。しかしその後も「イラン人って下級民族だから」と言うではないですか。なんというレイシスト! 現地でお世話になってただろ! 帰り道に手をニギニギされながら家に誘われたのも怖かったので、解散後ブロックしました。

なぜかチョコケーキをくれた人

「ウチで映画を見よう」と誘われました。まあいいかと会ってみると、連絡もなく遅刻された上にアプリの写真と別人! 激烈に帰りたくなりましたが、この物語の決着も見たくなり、彼の部屋へ。おもてなしとしてチョコケーキを出してくれました。なぜか私の分だけ。見られながら一人だけケーキを食べる私……なんの時間? その後、急に抱きつかれそうになり、自分でも驚くほどの速さで「帰ります」と立ち上がって帰りました。知らない人の家に行っちゃダメ、絶対。