初めて会ったときから結婚するなら彼女だ!と思っていた

ポール・ポッツ ワンチャンス AM

――ジュルズさんと出会ってから約2年で結婚をされたと伺いましたが、結婚を決めた理由は何だったのでしょうか?

ポッツ:実は、初めて会ったときから結婚するなら彼女だ!と心の中で思っていました(笑)。
付き合い始めて2か月経ってから、小さなルビーとダイアモンドが入った指輪を渡したんです。
そのときに、「まさか、これがプロポーズの指輪じゃないよね」と冗談で言われたのですが、気持ちが重すぎて引かれないように「違うよ!ただの指輪だよ」と言ったんです。
だって、プロポーズってすごくリスクがあるじゃないですか。もし相手の準備ができてなかったら、関係がすぐに終わってしまうかもしれない。
だからプロポーズには慎重になっていました。

しばらく経って、イタリアにルチアーノ・パヴァロッティの授業など6週間のトレーニングを受けに行き帰国するときに彼女が空港に迎えにきてくれたんです。
そのときに、僕の中でピンときてすぐに彼女と一緒に指輪を探しにいきました。
それで彼女が気に入った指輪を見つけたんですけど、そのときにはお金がなくて、その場では買えなかったんですけどね。彼女はすごく気に入った指輪を指から外すのを嫌がっていました(笑)。
それで後日、お金が貯まったクリスマスにその指輪を買ってプロポーズしました。

――ちなみに、彼女のどこが一番好きですか?

ポッツ:人の好きなところを伝えるのは難しいんだけど、僕は彼女のありのままが好きなんです。
一緒にいると落ち着くし、彼女は僕のためだったらいつだって全てを捨てる準備ができているんです。
結婚してから、僕が自転車で交通事故にあって仕事ができなくなったときも、病気になったときも、心配はしても一言も文句を言いませんでした。
彼女がいつも傍にいてくれることに感謝しきれないし、そんな彼女を本当に愛しています。
だから、結婚して後悔したことは一度もないし、もし結婚しなかったらなんて考えられません。