「webメディアびっくりセール」にて販売後、 反響を呼んだ同人誌『恋愛メディアがひろってくれない 童貞の疑問を解決する本』が書籍となり、双葉社より8月10日発売することとなりました。(※一部書店をのぞく)
そもそもは、弊社の童貞が風俗店で嬢に「クリトリスってどこですか?」と聞いたことがきっかけです。
クリトリスの位置すらわからないのなら、恋愛のことはもっとわからないだろう、そう思って彼のような恋愛初心者、童貞の疑問を解決する同人誌をつくりました。
そう、すべては弊社の素人童貞から始まったのです。
書籍発売を記念して、始まりである弊社素人童貞にインタビューをいたしました。
同人誌をつくるときは「同人誌になるんだよ」と報告しましたし、書籍になるときは「書籍になるんだよ」と報告しましたが、聞き流していたらしく、完成した書籍をたずさえ「感想をインタビューさせてちょうだいな」と声をかけたら「え、まじですか!?」と驚いていたことに驚きましたが、快く受けてくれました。
AMのミューズ、素人童貞の彼が書籍『恋愛メディアがひろってくれない 童貞の疑問を解決する本』を語ります。
童貞って不可逆なものだと思ってた
—「クリトリスってどこですか?」という疑問がこうして商業出版にまでなりました。率直な感想をお願いします。
こんな大ごとになるとは思ってませんでした。でも、童貞かどうかは関係なく、男性は女性に興味や疑問があっても正面きって尋ねることができないので、こうして本にしてくれたことは良かったと思います。
—本を読んでみての感想はいかがですか。
胸が苦しくなりますよね。たとえば、「よく目があう女の子がいるんですけどその子は僕のこと好きですか?」って疑問。サイゼリヤとか行って、別のテーブルに座ってる子とチラチラ目が合うときあるじゃないですか。もしかして僕のこと気にしてる?と思ってたんですが、勘違いだったんですね。
—まぁ、他人ですしたぶん勘違いだと思いますよ。
あと、「素人童貞と真性童貞どちらがマシですか?」って疑問も胸が苦しくなりました。まさに僕のことじゃないですか。みなさん、そう思ってたんですね…。
でも、真性童貞から素人童貞になるって、僕にとっては大きな一歩だったんですよ。
—大きな一歩?
僕は童貞だったので、AVとかエロ漫画から得た性の「知識」しかなかったんです。でも、風俗には肌の質感や湿り気など、肉体的な「リアル」がありました。あと、「気遣い」ですね。
自分の右手ではなく人が相手なので、疲れないようにとか、痛くないかとか、そういうことを考えざるをえなかったんです。「気遣い」を学べたのが大きな一歩ですね。
—社内では「風俗を経験してから女性に優しくなった」と評判でしたよ。
職場でもやらなきゃいけないなと思ったんです。あまりできてませんが。
—あと、風俗行った直後は見かけもかっこよくなりましたよね。
行った直後は、声を張ってしゃべるようにしたり、姿勢を正したりしてました。
—でも、一週間後くらいには「あれ?童貞に戻ってない?」ってまた評判に。
またオナニーばかりしてるからですかね。童貞って不可逆なものだと思ってたけど、違うみたいです(笑)。
—定期的に行ったほうがいいかもしれませんね。
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