五反田のラブホテルで始まった指導
そこからは、しばらくベッドで酒を飲み、少しずつ接近をし、軽くキスをしてからブチューっと口をくっつけ、互いに舌を相手の口腔内でレロレロすべし、と言った。恐らく彼は途中から肌着の下から手を入れ、背中を触ってきて、少しずつキスをした状態のままブラジャーの上から胸を揉んでくるはず、といったことも説明した。
そのうえで実際に僕も彼氏になり代わってその行為をした。
「うわっ、なんかいいですね、コレ!」と吉本さんは言った。
その後も、何かをするにあたってはいちいち説明をする状態になっていた。
「スカートの下からパンツ越しにアソコを触ってくる頃には彼はもうギンギンにアソコが立っているはずです。吉本さんもそこでズボンの上から触り、『フフッ』と一言言ってください。そうすると彼は『キミが魅力的だからこうなってしまった』とか言い訳をすると思います」
こんな調子で服を脱がせ、下着の外され方の指導をするほか、むしろ「えーい!」と自ら脱いで積極姿勢を見せるのもいい、といったことも伝えた。そして最初は男に吉本さんの身体を触ったりなめさせたりしてから、「ココもなめて」などとクリトリスを指さすといい、などの細かいところも伝えた。
そして続いてフェラチオに行こう、とも。彼女にAVで見た舌技を披露するように伝えたら、これが全然ダメだった。先っぽの1cmほどを唇でシュッシュッと動かすだけなのである。「生理的にチンコがイヤならばしょうがないですが、フェラチオについては、大胆にエロくやった方が男は喜ぶと思いますよ」と言った。
ラムネ菓子の容器を使って…
ここから先は完全にアホなのだが、僕がそのとき持っていたラムネ菓子の容器をアソコに見立て、「カリの裏をレロレロとやり、一瞬間を置いてから一気にパクッとかぶりつき、奥まで。そこで舌を動かし、少しずつカリのところまで唇を戻しそこでカリ全体をレロレロとやり続けて下さい。時々、唇を出して息継ぎをし、続いては裏筋をゆっくりと下から上になめていく……」などとやった。
もうこれ以上は書かないが、教師が教え子とエロ行為をすると夕刊紙や週刊誌から「夜の家庭教師にもほどがある」などと書かれるが、僕の場合は文字通り「夜の熱血指導」だった。
挿入も含め、無事1回目が終わり、結局この日は3回の熱血指導が終わり、3回目は彼女も大分上達し、「ニノミヤさん、ありがとうございました! これで私、週末は彼と楽しい時間を過ごせます!」と感謝されたのであった。
さて、彼女とその後どうなったかについてはまた今度!
Text/中川淳一郎
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