寒すぎじゃない? 冬が懐かしくて嬉しい気持ちと、いやもうちょい秋やらせろよって気持ちで自律神経が乱れまくっています。みんな元気? 緊急事態宣言が明けて、少しずつ、友達とお茶したりしています。ダチに会って気付くのは、私こんなに話したいことあったんか〜い! ってこと。一人でいるのに慣れて忘れてたけど、やっぱダチは最高。ダチ大好き。人間関係の原点回帰が起きました。そして、ダチはいつでも私に大切なことを思い出させてくれます。「現場主義」です。
コロナで街に出られなくなったり、テクノロジーのおかげで自宅にいても世界中の人と出会えるようになったりと、うちらを取り巻く環境はぐんぐん変わる。でも! その時ギャルが言ったのです。「結局アタシ現場主義」あぁ…現場…そうだよなやっぱ現場だよな現場…! ということで今月は「出会いがない」と嘆くすべての人に捧げる、現場主義のススメです。
虚空を見つめる現場主義
「出会いがなくて〜」
ほとんどの人間が一度は口にしたことがあるこの言葉。実際私も毎晩飲み屋でつぶやいていた時期があります。女子校の友達や、会社に若い人がいない友達からもめちゃくちゃ聞く。そういう子は街コンに行くとかTinderをやるとかして自ら出会いを掴みに行くけど、結局それでも、一周回って「出会いがない」と熱燗を煽るのだ。何故だ? めちゃくちゃ出会ってるはずなのに、どうして「出会いがほんとないの!!」に戻ってきてしまうのだろう。
それに対して、私のマブダチことマブギャルから「出会いがない」という嘆きを聞いたことはない。マブギャルの職場だって男女比の偏った会社だし、っていうかそれを言い始めると「出会いの多い会社」なんてないのでは? そもそも職場だしなって気もしてくる。じゃあなんで、マブギャルは「出会いがない」と言うこともなく、かつお楽しみを続けられているのか…それは彼女が現場主義だからに他ならない。
現場主義の朝は早い。マブギャルは最近、朝6時に起きて近所を散歩するらしい。まぁ正直、それは全然現場主義のイズムとは関係ないと思うけど、一応伝えておくと早起きらしいよ。そこから仕事に行ったり、休日なら用事を済ませたりする中で、マブギャルは真っ直ぐに世界を見つめ続ける。例えば、休日朝起きて、ちょっと買い物に行くとするじゃん。みなさんはその道中の電車の中で、何をして過ごしますか? 私はほとんどの場合スマホでパワプロをやっちゃうんだけど、多分これは減点。せっかく目の前にうじゃうじゃ人間がいるのに、ただの光る板を見てるのはあまりにも勿体無い。
これは私の勝手な印象ですが、マブギャルはスマホを見つめているイメージがあまりない。会話の切れ目にすぐスマホを見たりしないし、昔から時間が空いた時にはただ虚空を見ていられる人間だった。‥強くない? 虚空を見ている時間というのはつまり、虚空もこちらを見ているわけで、マブギャルは長時間、世界に対して顔を売っているのだ。これは現場主義ポイントが高いですねぇ! だってさ、どれだけタイプの人でも、見えなきゃ気づけないわけじゃん? 同じように見なきゃ気づけないし、つまりうちらはスマホを見ているせいで、月平均23回(当社比)出会いを逃しています!! さぁみなさん。面をあげよう? それだけで、出会いの確率は大きく上がります。
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