クレクレ男子に近寄りたくない
とある素敵な女性社長が好みの男性のタイプを聞かれて
「社長をしてる人が好きかも」と答えていました。
この世に今無いものをつくりだそうとする気概や野心、
社内・社外の人を魅了する人間力、
挫折を経験しているが故の、他人への優しさや気遣い、
いざとなったら勝負に出られる思い切りの良さや判断力、
「人生一回しか無いのだから」という男前な人生観。
…こういう魅力が備わっていてこその社長。
もちろん、お金や名声も持っていることが多いですが
それは、才能と実績と努力の結果。
自分も社長をやるような、人を見る目に肥えた女社長が
社長好きであることは、当然なのかもしれません。
私も起業家の友人が多いほうだと思うけれど、
彼らの何が好きって、人のせいにしないところ。
自分のミスは自分のミス、部下のミスも自分のミス。
そんな懐の深さと、時には向こう見ずに思えるくらいの
思い切りの良さには、クラクラせずにはいられない。
もちろん、会社に雇われながらそういった精神を身につけている人も多いので、
自らの嗅覚によって、そういう素敵男子を掘り当てるのが、婚活女子の宿命でもあります。
出世しそうな、人間力のある男性にアンテナを張っていると、
出世しなさそうな、人間力のない男性にも、敏感に反応せざるを得ません。
(ちなみにこの場合の「出世」って、社会的なステータスの高さではなく、
自分の望む生活を手に入れられる力があるかという意味で使ってます)
私、許せないことがひとつあって。
Facebookとかで、コンテストに入賞したり、出版が決まったことの報告がなされている時。
コメント欄を見ると「おめでとう!」という声にまじって
なぜか「ごちそうしてください!」っていうコメントがあって、
あれ、大っ嫌いなんですよね。
いいことがあった人にたかろうとする人。
この人、彼がコンテストに入賞するために、あるいは本を書くために
何か貢献してあげたんだろうか。
なんで「おめでとう→ご馳走して」っていう思考回路なんだろう。
普通は「おめでとう→ご馳走するよ」なのでは?
むかしむかし、私が初めての本(ブログ本)を出版した時、
印税生活だね!おごって!って言う人が多い中、
「努力が実っておめでとう、お祝いにご馳走するよ」って、真逆のことを言ってくれた人がいました。
この言葉は一生忘れないと思う。涙が出るくらい嬉しかったから。
書籍化された期間限定ブログを書いている間、あらゆる批判を受けてきました。
「大学名を汚すバカ」「気分が悪くなるくらいのブサイク」
「醜い自己顕示欲のかたまり」「つまんない」「死んでほしい」
「チラシの裏に書くようなことをわざわざネットに書くな」「家に火をつけて黙らせるぞ」
…誹謗中傷を毎日浴び、時には脅され、ネタに悩みながら書き続けたブログ。
それが運良く書籍化されたからって
なんでそれまで蚊帳の外で眺めていたやつに、意味もなくおごらなきゃいけないんだバカヤロウって話です。
「読者全員に印税でご馳走するべきですよね」ってコメントもあったっけ。
意味不明すぎて失神するわ。
人の成功には必ず陰の努力がつきものです。
本人にしかわからない辛く苦しい時期には目を向けないで、
結果にだけタダ乗りしようとする人には本当に頭にくる。
そういう本人の気持ちを思いやることも出来ず軽率な発言をする無神経な人間も嫌いです。
楽していいとこどりだけしたいような小さい人間には、
本当の意味の成功なんて絶対に舞い降りないし、
そんな人と人生一緒に歩みたくない。
「クレクレ」精神旺盛な、タダ乗り男子には
女子の皆さん、くれぐれもご用心です。
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