慣れた国ばかりでは新しい知見は手に入らない!初のペナン島へ

非日常を楽しむ方法のひとつが旅行ではないでしょうか。特に海外であれば、言葉はもちろん、食べ物も街並みもまったく違ってくる。わたし自身、旅で得られる刺激と体験を求めて20代の頃からわりとあちらこちらを旅してきたのですが、気が付けばここ数年、具体的には産後は、韓国や台湾、タイといった近くて行き慣れた国ばかりを延々とリピートしている。

それは息子が未就学児の頃は旅行の際には必ず同行させていたが故に、あまり治安のよくない国が選択肢に入らなかったこと、そして何度か訪れた国であれば、ある程度の勝手がわかっていて、イージーモードで旅ができることを優先していたからなのですが、一方ではそれってちょっとつまらないよねという気持ちもないわけではなかった。だって、過去の旅をトレースしてばかりでは新しい知見は手に入らないじゃないですか。

しかし、子どもの成長は早いもので、小学校にあがったあたりから、ありがたいことに子どものパパに世話を託して、再び女友達と旅行できるようになった。子なしなら行先についても、ちょこっと冒険が出来る! というわけで、今回は、ペナン島を尋ねることにしたのです。

初めてのペナン島へ!

マレーシアは、これまで3回くらい訪れたことがありますが、いずれもクアラルンプールでした。まったくこの国に馴染みがないというわけではないけれど、ペナン島は初なので当然のこと期待度は高め。島だからのんびりしそうだし、物価もそこそこ安そうだし、とにかく食事が美味しいという噂もある。イスラムが強い国なので、あまり夜遊びは出来なさそうだけれども、それはまあ仕方ないと納得の上、7キロ以内に収めたリュックサックを背負っていざ羽田へ。

ところが、ペナンへの乗り継ぎの、クアラルンプールの空港で最初の試練が。今回の旅のチケットを取った航空会社は、時間通りに搭乗口に辿り着かなければ、非情にも置いていかれてしまうエアアジア。ゆえに用心に用心を重ねてさっさと保安検査後エリアに入り、一安心したところで、カフェでビールでも飲んで出発時間まで時間を潰そうと目論んだところ、アルコールを置いている店が一軒もない。そんなことある? くまなく探すもどの店もソフトドリンクのみ。

1時間やそこらなら珈琲でも飲んで暇を潰すけれど、格安チケットゆえに乗り継ぎに7時間近くあったので、酒でも飲んでないと間が持たない。仕方なく、いったん保安検査エリアから外にでて、出発ロビーで酒が飲める店を探すも、こっちにもない。空港で酒が飲めないなんてことあるの? あるんです。小籠包で有名な『鼎泰豐』を発見し、「台湾料理なんだから、さすがにここには酒があるだろ」と思ったものの、アルコールメニューなし。さすがはイスラムの国。

しかし諦める我々ではない。どこかに抜け道がないかとググりまくった結果、ロビーにあるスーパーマーケットにビールが置いてあることが判明。ほっと胸を撫でおろしつつ、フードコートのマレーメシをつまみに、出発までの時間を潰すことに成功したのでした。