こんにちは。
今日もガンガン更新いたします。
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私たちの悩み、苦しみを取り除くために、もっとも効果的なこと。
それは、「正しい現実認識」をすることです。
そのために必要なことは、
1,正しい情報や知識を得ること
2,「あなたの都合メガネ」をはずすこと
です。
「私はバカにされている」シリーズでは、
1は問題がないという前提で、2だけをお伝えしてきました。
しかし、じつは
「1,正しい情報や知識を得ること」のほうが非常に重要な上、
こちらも、なかなかむずかしいのです。
1がしっかりできていれば、
「あなたの都合メガネ」が入る余地が小さくなり、
「2,『あなたの都合メガネ』をはずすこと」も、とても容易になります。
また、「1,正しい情報や知識を得ること」ができていなければ、
「2,『あなたの都合メガネ』をはずすこと」も正しくできるはずがありません。
実際、
「正しい情報や知識を得ること」=「『あなたの都合メガネ』をはずすこと」
であることも多いのです。
たとえば、インド人は話をしているときに、
相槌を打つときや「イエス」のとき、
なんと、首を横に振ります。(笑)
(イエスもノーも相槌も首を横に振りますが、振り方が微妙に違います。
何も知らない日本人からは、どれもノーにしか見えません。笑)
この「知識」がないと、
相手は「イエス」と言っているのに、
「ノー」と言われたと思ってしまいます。
インド人「(ホテルで)珈琲をお持ちしますか?」
あなた「では、お願いいたします」
インド人「(首を横に振る)」
あなた「ええっ!」
あなた「じゃあ、約束していたランチに一緒に行きましょうね」
インド人「(首を横に振る)」
あなた「ええっ!」
などということになります。
「正しい現実認識」は、基本的に「結果」から行いますから、
相手はイエスと言っているのに、
もし「断られた」と思ってしまったら、
「現実認識」もめちゃくちゃになってしまいますよね?
「インド人は、イエスもノーも相槌も首を横に振る」
という知識があれば、「正しい現実認識」ができるわけです。
人間関係や恋愛なら、
本を読んだり、専門家から話を聞いて、
あるいは、
希望、願望、決めつけなどの主観を交えずに人間を客観的に洞察し、
「人間の性質」「男性の性質」などについて、
正しく理解していることが最重要です。
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「正しい現実認識」は、基本的に「結果」から行う
とはどういうことかというと、非常に単純です。
ハムスターなら、「それを食べたか、食べなかったか」ということです。
食べたなら、「好きなんだな、おいしいんだな」と、
食べなかったら、「好きじゃないんだな、おいしくないんだな」とわかります。
友人関係や恋愛といった人間関係なら、
たとえば、
「誘ったけれど、忙しいと断られた」ならば、
「会えなかった」
というシンプルな結果です。
ハムスターで言うと、「食べなかった」のです。
すると、
「この人は、『どんな理由であれ』
自分が会いたいと思うほどには、会いたいと思っていないのだな」
と判断できます。
よく、恋愛相談で、
「彼にフラれました。
彼は忙しすぎて、私にかまえなくて、悪いと思ったみたいです」
などと言われることが多くあります。
あくまで、
「本当は彼は私を好きである」
「彼は他人思いの、いい人である」
ということにしておきたいようなのです。
これは、
「自分がそう信じたい」という
「自分の都合メガネ」で現実認識を歪めています。
しかし、現実は、理由はともかく、
結果として、彼というハムスターは、食べませんでした。
結果は「彼は別れを選んだ」のです。
つまり、よほど特殊な事情でもない場合(そんなことは普通はありません)、
「彼にとって彼女は、どうしても必要で手放したい存在ではなかった」
ということだけは確かであり、それが「正しい現実認識」です。
人は「自分が幸せになりたい」から、
自分を幸せにしてくれると本当に思える存在を、簡単に手放さないのです。
この女性が、
「人間は、どうしても手放したくない存在は手放そうとしない」
「手放す場合は、その人にとって、それほど必要のない、
あるいは邪魔な存在だということである」
ということを知っていれば、
「自分の都合メガネ」で歪める余地はなかったのでした。
もちろん、彼が「会えなくて彼女に悪いと思った」のも事実でしょう。
しかし、正確に言えば、
「『さびしい』『会いたい』『私のこと本当に好き?』ばかりを言われ、
うるさくなった、面倒になった、仕事の邪魔になった。
それが、彼女から得られる良さを上回った」
という可能性が高いでしょう。
別に、彼は、「本当は彼女のことを好き」だったり、
「自分よりも彼女のことを思うような『いい人』」
であったりするわけではありません。
クミさんの場合も同じですね。
マサルさんは
「出会うのが遅かった」
「もっとゆっくり仲良くなってから、告白してほしかった」
などと言いましたが、それは無難にことをおさめるために、出た言葉。
彼の言葉は置いておいて、
結果として、マサルハムスターは「食べなかった」のです。
マサルハムにとって、
クミさん=固形えさ、
彼女=ひまわりの種、であり
クミさんは小魚とアーモンドにならないと、
つきあえなかったということです。
コメントでご質問がありましたが、
クミさんが、マサルの彼女の存在を知っているか、いないかは、
重要ではありません。
彼女の存在を言おうが、隠そうが、
彼は「食べない」のです。
クミさんはその結果から、
「私とつきあう気はない」
「私は、彼の彼女になるラインに届いていなかった」
ということは正確に分かるわけです。
正確な理由なんて、
ほとんどの場合、本人に聞いても正直に教えてくれません。
それに、もしかしたら本人ですらわかっていないかもしれない。
(たとえば、なぜクミさんよりも彼女とつきあいたいのか、などは
自分でも正確にはわからないかもしれない)
しかし何にせよ、
クミさんが「小魚とアーモンド」であれば、
彼女がいようがいまいが、つきあうわけですから、
理由なんて関係ない。
結果だけが重要なのです。
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「好きな人と二人で会えない」
「つきあいたいのに、つきあえない」
という場合も、同じです。
結果として、彼というハムスターは、食べませんでした。
正確な理由なんて、決してわかりませんが、
彼が言葉では、
「すごく忙しいから」
「心の中のナンバーワンは君」
「本当は好きなんだけど」
「今は彼女とかいらないんだ」
と言おうが、
結果から
「二人で会いたいと特に望んでいない」
「つきあうつもりがない」
ことだけは、確かにわかります。
(「忙しい」の場合は、本当かもしれないが、
今のところ「大好きで夢中ではない」ことは、ほぼ確定)
つまり、理由はともかく、
「二人で会いたいと思う存在ではなかった」
「つきあいたいとまで思う存在ではなかった」
ということだけは、確かなのです。
「正しい現実認識」の方法や具体例について語るときりがないので、
とりあえず、読者からのメールへの回答1についてのご説明は
ここまでといたします。
次は、読者からのメールへの回答2について書きます。