こんにちは。
今日もウフフ気分で更新いたします。
—
2013年2月12日、
「CLUBある」にお越しになったクミさん(仮名・20代後半)のご相談と
面談の様子について、書いてまいりました。
【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<14>
【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<15>
【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<16>
【完結編】「私はバカにされている!」+「『愛』ってなに」<17>
それでは、その後のクミさんはどうなったのでしょうか・・・?
いただいたメールをご紹介いたします。
■
2013年2月16日(「CLUBある」から5日後)
アパレルに活かせると思って
カラーコーディネイトの資格を資料請求してみました。
やっぱり、「仕事」で新しいことに挑戦してみたいですね!
ANNAさんに「本当に好きなことを仕事にして下さい。」と言われて目が覚めました!
今までいい加減にバイトをしてきましたが、
マサルからも尊敬をされるような人間に成長できたらいいなって
思うことができました。
この程度でいいやと思って選んだ職場で働くのと、
自分がやりたい職場で働くのとではぜんぜん生きる意味が変わってくるんだ…
と改めて気づくこともできました。
ANNAさんとこうしてお会いして直接お話することができたおかげです。・*
ANNAさん、大切なことに気づかせて頂けた最高の80分間を
本当にどうもありがとうございました!!(*´・ω・`*)。・*
新しいご報告をすることができた時にはまた、
ぜひ、ANNAにメールをさせて頂きたいと思います。・*
はい、ぜひ「ANNAに」メールしてください。(笑)
■
2013/03/07(「CLUBある」から約1ヶ月後)
ANNAさんとお会いしてからもうすぐで1ヶ月が経ちますね
わたしは3月から○○とゆうブランドのお洋服で
アパレルスタッフとして働くことになりました
新人で覚えることもたくさんあり、
注意されて凹んだりもしていますが、
自分の好きなオシャレをお仕事にできているので
前向きにこれから頑張っていきたいと思います!!(`・ω・´)
ANNAさんのおかげで、
ずっと憧れていたアパレルに勇気を出して踏み込んで就くことができました!!
ありがとうございました
○○のお洋服の写真送ります笑
早いですねー。
お仕事が決まったのが、「CLUBある」から2週間以内、ということになります。
クミさんがスタッフをされているブランドを検索してみると、
全国展開していて、パリにも出店しているようですよ。
■
2013/05/27(「CLUBある」から約3ヶ月半後)
アパレルのお仕事を初めてもうすぐで三ヶ月になりますが、
仕事面でもいろいろと問題がたくさんあって大変でしたが、
お客さんと会話を楽しみながら接客を元気よく頑張っている日々です(^-^)
後は運命の人を見つけるだけです笑
未だにマサルのことをよく思い出しています´・ω・`
タカシとも久しぶりにこの前メールをしたりしました。
新しく彼女ができたそうです。
わたしは果たしてこのあとまた
本当に大好きな人と出会えるのか不安になってきました´・ω・`
マサルから連絡がこないかな~なんて思ったり笑
わたし早く次の恋愛がしたいです。
なんかそろそろできそうな気はするのですが笑
この人だってゆう人は今のところいないです。
わたしちょっとはバージョンアップしてますかね
まだマサルと再会するのは早いですか
彼女と一緒に暮らしていたタカシさんに彼女ができていて、
私が勝手にホッと一安心ですよ。
お話を伺うと、
タカシさんはすごく誠実でいい方で、クミさんの保護者のようで、
さらに別れるとき、少しかわいそうだったのですよね・・・。
そしてクミさん、とてもバージョンアップされていますよね。
マサルさんに再会されるなら、
いつでも「プレミアム相談メール」でご相談に乗りますよ、
とお返事いたしました。
■
2013/08/04(「CLUBある」から約半年後)
わたし、2カ月前に彼氏ができました(*^^*)
職業が同じアパレルの男の子です
歳上ですが、オシャレで少年みたいでカッコイイです
プリクラ送りますね≧ω≦笑
前のメールでは「そろそろできそうな気はする」と書かれていましたが、
彼氏ができたのが、その数日後くらいの計算になります・・・
「CLUBある」から約4ヶ月後に彼氏ができたということですね。
いろいろと早いですねえ。
でも、動くときというのは、そんなものではありませんか?
■
ここまで、クミさんのご相談とその後をご紹介してまいりました。
彼女はこのように、
すごいスピードで、彼氏とお仕事を手に入れたのでした。
でも私は、
「彼氏ができて、よかったねー」
「お仕事がみつかって、よかったねー」
とかは、あまり思わないのですよね。
特に彼氏の方は、「できればいい」とは思わないのです。
だって、彼氏もお仕事も表面的なこと。
すぐに別れたり、すぐにやめたりするかもしれない。
よかったのは、
「彼氏ができたこと」「お仕事が決まったこと」ではなくて、
「『自分の都合メガネ』のはずしかたを覚えたこと」であり、
「本当に好きで、やりたいことができていること」
だと思うのです。
そしてそれが、「BE」(内面、本体)が変わったということです。
だって、「彼氏」や「お仕事」ができても、
「BE」が同じなら、また別れて、お仕事もやめて、
そのたびに泣いて、傷ついて、
しばらくして、また彼氏とお仕事ができて、そうすると「よかったねー」となって・・・
きりがないと思いませんか?
でも、「BE」が変われば、本人の土台が変わったということなので、
運とか一過性の変化ではなく、人生のすべてがずっと変わるのです。
■
そして、私は、
クミさんが、どうしてこんなに早く結果が出せたのかを考えてみました。
今まで友達なども含めて多くのご相談に乗ってきての感想ですが、
「すぐに」「大きく」結果が出る人というのは、
よく言われることですが、やはり
「素直」
な人だと思います。
素直ってなんだろう?と考えてみると、
決して「言いなりになる」「鵜呑みにする」ということではありません。
それですと、友達や親、先生など、人から意見を言われるたびに
鵜呑みにして、言いなりになって、
風見鶏のように考えや生き方を変えないといけなくなります。
そうではなくて、
「あなたがこうしたことで、こうなりました」
「だから、これからはこうしましょう」
と理屈で説明したときに、
「そうですね、わかりました」
と理解して、すぐに行動するのが、素直だということです。
「言いなり」「鵜呑み」ではありませんから、
納得の行かないことはわかるまで聞いたらよいのです。
素直ではない人というのは、
「私は絶対に変わらない!変わるもんか!」
という人です。
何を言っても、
「でも!」
「私は悪くない!」
「あの人のせいだ!」
などと頑固な被害者となっています。
変わりたくないし、わかりたくもない。
結局、本気で人生を変えようという気がないのです。
私の好きな言葉に、「君子豹変」というものがあります。
原典は『易経』のようです。
いろいろな解釈があるようですが、私が好きなのは、
「優れた人間は、過ちは直ちに改め、速やかによい方向に向かう。」
(三省堂「中国故事成語辞典」金岡照光編より)
という解釈です。
いずれにせよ、
「過去の自分に固執せず、
素晴らしいと思ったものはすぐに取り入れて、サッと自分を改める」
これが素敵だなと思いますし、こうありたいです。
これが本当の「素直」ではないかと思うのです。
■
そして、
ある本(『あなたのままで、願いがすべてかなう本』中経出版)にも書きましたように、
「腹の仕事」をしているときには、
男女問わず、自分と合う人や、
さらに自分をきわめていかれるような出来事と出会いやすいものです。
なぜなら、人生の「本筋」を生きているからなのですね。
クミさんがメールで書かれた、
この程度でいいやと思って選んだ職場で働くのと、
自分がやりたい職場で働くのとではぜんぜん生きる意味が変わってくる
まさに、そうですね。
本筋を生きているのと、
いったい「何が自分か?」さえわからないような、ボケた人生では、
人生の濃度が全然違うのです。
以上、クミさん編、完結です!
次は具体例の「友人関係」の解説をしてまいります。
—
ちなみに・・・
クミさんには彼氏もできたことですし、
マサルさんについてのご相談はいただいておりませんので、
もうふっきれたと考えてもよさそうですね。
今のクミさんは、もしかしたら、
「彼氏と結婚したいのに、いつできるのかわからない、ということが悩みです」
「マサルは、会えたら会えたで嬉しいけれど、つきあいたいとは思いません。
浮気されるのもわかっていますしね(笑)」
などと思っているかもしれませんね。
皮肉なことですが、
本当は、今のような状態で、マサルさんに会うと成功率が高いのですよ。
「彼にハマって、
長年つきあっていた、結婚を考えていた彼氏と別れて、
フラれても何度も何度も告白して、迷惑がられる」
という、ステータスがとても低い状態から、
「好きな彼氏がいて、やりがいのある好きな仕事をしている」
という、ステータスが高い状態になったのですから。
肉食系のマサルから見ると、いきなり
「彼女と別れて、クミとつきあいたい」
とはいかなくとも、
「もう一度落としたい」「もう一度やりたい」
くらいには思われる可能性は高いのです。
そうなれば、再び彼にトライする機会ができたということですよね。
だから、復縁する場合は、
どちらにも復縁したいという希望がなく、
お互いの気持ちがカラッとしているときが多いのではないか、と思います。
(クミさんの場合は、つきあっていなかったので、
正確には復縁とは呼べませんが。)
「あー、もうどっちでもいいや」
と相手を忘れるくらいになったとき、その人の素の魅力が出て、
復縁の可能性がもっとも高くなるのですね。
はー・・・。
皮肉なものですね。(笑)