男の浮気についてのマニア向け記事の途中ですが、
忙しくて、今回はちょっと休憩。
代わりに、ひとつお話があります。
去年、
「私の会話力、もうちょっとなんとかならんかねえ。
もっとしっかり人の話が聞ける人になりたいものだ」
と思って、傾聴のセミナーに行きました。
仕事や「ここぞ」という場面以外、
つまり、日常の会話力をアップさせたかったのです。
そのとき、先生がサラっと触れたことだったもかかわらず、
もっとも心に残っている言葉があります。
それは、おおよそ以下のような内容です。
「思ったことを言葉にする能力、伝える能力には、個人差がある。
得意な人もいれば、苦手な人もいる。
言葉にするのが得意な人なら、的確に表現できるから、
すぐに言いたいことが伝えられる。
一方、なかなか言葉が出てこなくて、
言いたいことを上手に伝えられない人だっている。
しかし、かりに相手がそういう人であっても、
その人の言葉を聞けば聞くほど、
得られる情報が少しずつ増えるのだから、
言いたいことが、だんだん正確にわかってくる。
だから、たくさん聞こう!
話し下手な人の話ほど、たくさん聞こう!」
(ま、先生の口調とは違うかもしれませんが・・・)
これを聞いて、パッと目が覚めた気がしました。
ああ~、そうだよね。
言いたいことを伝えるには、
「話すことが上手になる」という道だけじゃないんだ。
下手な話だってたくさん聞けば、
時間はかかっても、言いたいことが正しく理解できるんだね、
と感動したのです。
たとえば、子供のたどたどしい話でも、
「そんなわけないでしょ!」
「ちゃんと説明しなさい!」
ではなくて、
質問をしながら、何度も何度も、ゆっくり聞いているうちに、
なにがあったのか、なにが言いたいのか、
だんだんわかってきます。
刑事モノなんかでも、子供の目撃者から、
刑事さんが優しく根気よく話を聞き出す、というシーンがありますよね。
・・・どうして今この話を出したかというと、
この「マニア向け」の話や「愛ってなに」の話って、
私の能力では難しくて、話し下手になってしまうからです。
「自分の中でわかっている(ような気がしている)」ことと
「多くの人に、わかりやすく説明する」ことの間には
大きな隔たりがあると、よく感じます。
パパっとなんて、とても書けるものではない。
結構考えるし、日をおいて読み返したりしているので、
1つの記事を書くのに何日もかかっています。
さらに、記事の内容も、
普段よく聞いたり、よく話題にのぼることとは少し違っているので、
パッと聞いてパッと理解、というわけには、なかなかいかないと思います。
だからその分、ゆっくりとたくさん説明をさせてください。
そうすればきっと、何を言いたいのかわかってもらえると思うから。
これから、一生懸命、下手な話をします。
簡潔にバシッと決めよう、なんて思うと、
ブログを更新できなくなってしまうので、
下手な分、いっぱい説明させてくださいね。
よろしくお願いします☆
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