30代をもっと楽しむ方法

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先日、私は三銃士になりました!!
“34歳独身”
それを世間では何というだろう。一昔前だったら、負け犬だろうか。
でも私はあえて“三銃士”と言いたい!同じ“さんじゅうし”でもなんか闘ってるいい感じじゃない?
実際30代というのは、選択肢の連続の戦闘だろう。どういうキャリアを描いていくのか?
どういう人を選んで結婚するのか、しないのか?
20代は大差なかった人生が、30代のその選択肢によって、
人生の後半戦である40歳以降を左右していく。まわりを見渡すと、3人の子持ちの母もいれば、
1000万円を稼ぐキャリアウーマンもいる。どの選択肢が正しいかは、死ぬときまでわからない。
だから30代でやるべきことは、正しい選択肢を選んでいくのではなく、選択肢がガンガン選んでいくことだと思う。
この面倒な作業を放棄して「何も選ばない」という選択肢も可能だろう。だけどこの辛く大変な選択肢を選び続けることこそが、
人生の後半をより面白くすると思う。
たとえば仕事なら、仕事をしている人ならば、
このまま現状で続けるのか?キャリアや環境を変えるのか?仕事をしていない人は、いつ始めるのか?始めないのか?
どういうことを始めるのか?ということは、いつでも自分に問うことができる。
問わなければ選択肢は生まれないが、
問い始めたらそこに選択肢ができる。
恋愛だって同じ。出会った人と前進したいのか?今夜は帰らないのか?このまま付き合い続けるのか?結婚するのか?別れるのか?ひとりで生きていくのか?
でも30代半ばになると、選択肢は白か黒かだけではなくなってくる。どんどんグレイゾーンが増えてくる。
私は男性は「食事をご馳走する=身体の関係を求める」と思っていた。お金を使うことには必ずや下心があると。「ただ女子と楽しくお食事できればいい!」なんていう男はいないと。
でもここ最近、そーでもないらしい。
30歳、ベンチャー会社の役員。仕事は多忙で、帰宅は毎日日付が変わってから。土日も仕事。
彼女はもちろん欲しい。だけど週1のデートさえ約束はできないし、食事に行けるとしても夜中。そんな状況で彼女なんで出来ないし、作っても大切に維持できない。だから好きなときに呼び出して食事に付き合ってくれる、彼女ではないワイキャイできる女子がほしい。
48歳、不動産会社経営。週1回定期的にお食事にいく33歳の彼女はいるけれど、すぐにHがしたいとも思っていない。
彼らは「あわよくば」とはもちろん思っているだろう。だけど今の若年層は、相手のことも考えるマジメさを持ち合わせているし、一方でアラフィフは、そこだけがゴールじゃないし、
あとあと面倒なのは避けたいと思っている。
・・・というのはもちろんだけど、よくよく考えたら、“あわよくば男子”は30代半ばの女子には身体目的では来ないっしょ!!
身体目的でいくなら、それはきっと20代ピチピチ女子にいくはず。ちょっと変態だったら30代のテクがある女子を望む男もいるだろうが。
だから30代の恋愛にはグレイゾーンが広くなった。今すぐキスすることはできる。今すぐ彼とベットに入ることはできる。
だけどあえてそれをしない。あえてしない余裕を楽しめるのが30代の恋愛。
選択肢を生み出し、選び続け革新し続けるのも30代。その選択肢を持ったまま、あえて保留を楽しむのも30代。
さぁて、三銃士はどういう風に楽しんでいこうか?

ガオガオ☆