フツウのモテテクが使えないあなたへ!『邪道モテ!』(1)

“フツウの恋愛”ができないあなたこそ、“邪道モテ”をねらえ!

邪道モテ! オンナの王道をゆけない女子のための新・モテ論 犬山紙子 峰なゆか 宝島社 脱フツウ恋愛文庫 推薦図書 Helga Weber

 「脱!フツウ」をテーマにお届けしている今月の「AM」。
この連載では、“フツウ”の恋愛を脱却するための推薦課題図書を4冊セレクトして、みなさんにご紹介していきたいと思います。

「フツウの恋愛がしたいだけなのになあ……」
「フツウの男にモテたいだけなのにねー」

こんな風に、“マトモな男性が寄ってこなくて、人並みの恋愛ができない”ことに嘆いている女性ってよくいますよね。

 しかし、“マトモな男性”から“フツウにモテる”とはどういうことでしょうか。
それは、「大多数の男性から平均的に好かれるような、王道のモテテクを使える」ということです。つまり、“CanCam系の巻き髪白ワンピ”でキメられる覚悟と努力をした女性だけが、マトモな男性とのフツウの恋愛を手に入れることができるのです。

 「フツウの男にモテない」と嘆いている女性は、たいてい自意識が邪魔をして、こうした“王道モテ”の格好が恥ずかしくてできない傾向にあります。
望まないタイプの男性からばかり好かれるということは、あなた自身がそういう男性と同じジャンルに位置する女性だからなのです。

 だとしたら、無理して“王道モテ”の努力をして“フツウの恋愛”を手にしたところで、それであなたは幸せになれるのでしょうか?
あなたがすでに“フツウ”じゃないのですから、平均的な男からまんべんなくモテたところで、やがてあなた自身がそんな“フツウ”の男との恋愛では満足できなくなるはずです。

 それならば、最初からあなたに合ったジャンルの男性にターゲットを絞り、競争率の低いフィールドで効率よくモテたほうが幸せなのではないでしょうか。
“王道モテ”ではなく、そんな“邪道”なモテ方をあえて推奨しているのが、『邪道モテ! オンナの王道をゆけない女子のための新・モテ論』(宝島社)です。