『マディソン郡の橋』に学ぶ「元彼に忘れられないセックス」
ky_olsen
「元彼に忘れられないセックス」も今回が最終回です。
私が、「元彼に忘れられないセックス」というテーマをいただき、一番はじめに脳裏に浮かんだのは、映画「マディソン郡の橋」でした。
「マディソン郡の橋」は、1995年に公開された中高年の男女の愛を描いた、ラヴ・ストーリー。
メリル・ストリープ扮する片田舎の小さな農場の主婦フランチェスカが、クリント・イーストウッド扮する世界中を旅するカメラマン、ロバートと過ごした4日間の不倫の恋に永遠を見いだす物語。
「私は家族に一生を捧げました。この身の残りは彼に捧げたいのです」というフランチェスカの名セリフからは、大げさではなく、人生を捧げた恋だったことが伺えます。
たとえ、「結婚」というカタチで、ふたりが人生を全うできなくても、心の中で愛は生き続け、それを励みに、残りの人生を終えることだってありえるのです。
映画でよくある走馬灯シーンを思い出してみてください。
死を覚悟した瞬間に去来する目くるめく過去の記憶。
あなたは、パートナーとのロマンチックな思い出が流れてくるでしょうか?
自分が心底愛した男性の走馬灯にヒロインとして出演したいと思いませんか?
「元彼に忘れられないセックス」とは、奇をてらったプレイをすることや、元彼へ執着心を持つことではありません。
ご縁あって結ばれたパートナーの記憶の中で、あなたの存在が、いつまでも光り輝くような甘美な愛の経験となることが重要なのです。
- 1
- 2