洋服も美容も旅行も全部かけてたら
貯まらないのは当たり前!
花輪:そして、洋服と美容費、旅行あたりは、今の年齢でしかできないものもあるので、お金をかけていいと思うんです。
でも、洋服も買うし、美容もやるし、旅行も行く、だとすごくお金がかかるので、どれか一番好きなものにかけて、それ以外は抑えることをおすすめします。
―確かに、女性は全方位やろうとする傾向がありますね。洋服もブランド、美容もデパコスで…と。
花輪:それだと本当にもう貯まらないですよね(笑)。
このあたりは“お楽しみ支出”として、1年で使う総額を大体決めて、その中でやりくりをし、自分がかけたいところに集中させることです。
そうすれば、満足度も得つつ、底なしに使ってしまうことを避けることができますよ。
例えば洋服をガッツリ買うのであれば、美容費はドラッグストアで相殺する、とかですね。
特に美容費に関しては、ルールを作っておくことも大事です。
私は、手はするけど足のネイルは絶対しないとか、まつげエクステはしないとか事前に決めています。
なぜなら、美容費は決まっていないとどんどん固定費として膨らんでいってしまうんですね。一度するとやめられなくなりますから。
あと脱毛も簡単にローンを組めるので、結構30万円くらいを割賦で返済している人も多いと思うのですが、それも脇だけにするとか、自分でルールを固く作るのがおすすめですよ。
難しく考えなくてもいいので、この中では一個まで、とかにするといいですね。
洋服だけ、とか旅行だけ、とか。
―一個だけにしぼればいい!というのは女性にとってもすごくわかりやすいお金との付き合い方ですね。
何もかもやろうとしてもできないですよね。
花輪:私自身も元々浪費家なんです。
すでにきちんと貯金している方の中には、小さい頃からお年玉は使わなかったり、元々欲がわかないというタイプが多いと思います。
でも、普通の人は色んな物が欲しくて、それを抑えてしまうとかえってリバウンドしたり、楽しくなくなったりするので、それなら一個くらいはかけた方がバランスがとれますよ。
―そうですよね。貯めるだけが人生ではないですもんね。
花輪:あとは、やっぱり女性の場合、身だしなみを整えたり、ある程度きれいにしていた方が得をすると思うんです。
ぐっどうぃる博士(ブログはこちら)もよく言われているように、1000円カットにするとかじゃなくて、洋服や美容にはある程度はかけたほうがいいです。
―最終的に得できる方を選び取りたいものです。