「2番目の女」がハマる“高嶺の花”の罠(2)/コラムニストLilyインタビュー

『おとこのつうしんぼ』を代表作とするコラムニストのLilyさん。インタビュー第二回で語られるのは「本命になれない女の条件」。セフレどまり、ワンナイトどまりから今一歩昇格できないのはなぜなのか?そこには、自意識と自己肯定の難しい山がありました。

 女性独特の恋愛観を描いた恋愛エッセイ『おとこの左手、薬指』、長編小説『me&she』など、実体験に基づいたリアルで切実な女心を描く作家のLiLyさんに、「本命女」への道を伺いました。
第1回:「結婚=本命女」とは限らない!も合わせてどうぞ!

“高値の花”を追い求める癖

LiLy インタビュー

―28、29歳くらいの女性で、一番好きな人との恋が実らなくて、「やっぱり幸せになれないんだ」って、都合のいい男に逃げる人が結構いると思うんです。そういう人を含め、セックスしているという意味での都合のいい女になって傷ついている人ってどうすればいいですか…?


LiLyさん(以下、敬称略):そういうのって“何故か一番好きな人には振り向いてもらえない法則”みたいになっているけれど、それって単に“この人と一緒になれればいいのになぁ”って思う相手が自分よりレベルが上の高値の花だってだけじゃないのかなぁ。
つき合う相手/結婚する相手は、自分の合わせ鏡とはよく言ったもので、ほんとうにそうなんだなぁと最近つくづく思うのです。

 だからこういうのって、一番イケテルのはA君だけど振り向いてくれないし、私のことを好いてくれるB君で手を打つか、って思っている時点で中2の頃からまったく変わらない“レベル論”なわけですよね。
“Aを見上げ、Bを見下す、真ん中にいるまぁまぁイケテル私”みたいな(笑)。私も含め、ほぼ全員が通過する道、というか、いつまでもやってしまう癖のようなものというか(笑)。
だから、中学のグループで考えると分かりやすい。自分より上のグループにいると思っている人とセックスすると、まるで自分もその人のグループに引き上げられてもらったように感じますよね。だから、悩みながらも心のどっかで“わーい”ってはしゃいでるんです。(笑)