『だめんず・うぉ~か~』でおなじみのマンガ家・倉田真由美さんの夫であり、結婚経験4回&女性経験600人という破天荒な過去を持つ映画宣伝プロデューサーの叶井俊太郎さんに、本命になれる女/なれない女の違いについてお話をうかがいました。
結婚に至った4人とその他596人の違いは、一体どこに?
映画は観ても、それが『海猿』の女性とは
付き合うまでいかないよね(笑)
─本命と非本命の違いというのは少しわかったような気がするんですが、どこかを直せば昇格するってことはあり得るんですか?
叶井俊太郎(以下、叶井):ないですね(即答!)。
その人といて自分が心地良いかどうかは、最初の方に大体わかってしまうので。無理に合わせられても、長くは続かないよね。
オレは文系的なものが好きで、毎日本屋に行ったり映画情報をチェックしたりしてるんですよ。
だから、一緒にいる人とは本とかマンガとか映画の話がしたいわけで、これができないとやっぱり厳しいよね。
ここは自分が一番大事にしている部分だから。
例えば映画を年に1本くらいしか、しかも『海猿』みたいなのしか観ない女の人がいたとして、そういう人とノリだけの会話はできるけど、ずっと付き合うのはやはりつらい。
仮に映画を猛勉強してもらったとしても、根本的に興味がなければ長くは続かない。
だから昇格ってあり得ないと思う。
─自分が一番大切にしている部分で共感できないと厳しいというのは、すごくわかる気がします。
叶井:それはオレにとってだけじゃなく、相手にとっても厳しいことだろうからね。
もっとも、そこが合うからといって必ずしもうまく行くわけじゃないのが難しいところ。
昇格はないけど、本命から非本命への“降格”はあると思う。
実際、過去に離婚した2人の女性が編集者で、1人は学生時代の友人だったので、仕事の話とか共有できるものが多かった話の合う人だったし、興味深い人でもあったはずなんだけど、いずれもいろいろあって別れることになっちゃったからね。
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