“結婚したその先”を想像させるのが 「本命の女」への近道!
――“お得感”は、経済的な条件や物理的なことじゃなくてもいいんですか?
倉田:もちろんです。「自分のことを一番よくわかってくれる人」「自分が一番ラクでいられる相手」というのも“お得感”のひとつです。
「無理しなくていい」ということは、つまり「お金をかけなくていい」「時間の節約になる」=“お得”ってことですから。
私の場合、夫が選んでくる本やDVDが、ことごとく私の趣味に合ってるということも、一緒にいたいと思える大事な“お得感”でしたね。
――つまり、「本命の女」になるには、“結婚したその先”を想像させるのが大事なんですね。
倉田:まさにその通りですね。
「本命の女」というのは、結局のところ、「結婚してこの先もずっと一緒にいていいと思える女」ってことですから。
当たり前ですけど、結婚することより、それを維持することのほうが何倍も何十倍も大変なんです。
そして、どんなに「美人だから」「かっこいいから」という理由で付き合い始めても、結婚したら“男と女”でいられる関係は、本当にすぐに消え果てますからね(断言)!
だからこそ本命になるには、相手が何を満たされたら一番“お得”だと思うのか、どんな“お得感”に弱いのかを見きわめることがポイントだと思いますね。
――なるほど! すごく納得できる“お得感”のあるお話、ありがとうございました!
Text/福田フクスケ
読者アンケート
倉田真由美
2000年に『週刊SPA!』で『だめんず・うぉ~か~』の連載を開始し、ダメ男にはまる女性たちを描いて大ブレイク。バツイチを経て、2009年に映画プロデューサーの叶井俊太郎氏と再婚。現在は恋愛や結婚、男女関係にまつわる執筆やコメンテーターなど幅広く活動している。
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