女性の生態を赤裸々に描いた人気漫画『アラサーちゃん』(メディアファクトリー)作者で元AV女優の肩書きを持つ、峰なゆかさんに、セックスに関する女子の代表的なお悩みを中心にお話を伺いました。
これを読めば、今までのあなたの悩みもちっぽけに感じてしまうかもしれません。第1回:『付き合う前にセックスはしていいの?』、第2回:『嫌なセックスを避けるための秘技、”面接”』こちらも合わせてどうぞ。
性欲弱い男子は不安要素をすべて埋めていくべし
「終電出ちゃったね」だけでは足りない!
―性欲の弱い男子が増えている、という声をよく効くのですが、そんな男性にはどんな風に対応したらいいでしょうか?
峰:どんなに性欲が弱くても、さすがに性欲がゼロの人ってそこまでいないと思うんです。
毎日射精しなきゃ嫌とか、パソコンにエロ画像がとてつもなく入っているとか、そういうのはなくても、定期的にオナニーするし、まぁセックスも機会があればしますよ、みたいな感じじゃないですかねぇ?
―では、もしかして、女子側が「襲われないな」って感じてしまうのは、あまり自分がそういうサインを出していないだけでしょうか?
峰:女の人を口説いて断られるのって、若い男の子とかだと特に傷つくと思うんです。
でも、性欲が強い人って、それを怖いって思う気持ちより性欲が勝つわけですよね。
性欲が弱い人って、どちらかというと「やりたいけど、断られたら超恥ずいし、カッコ悪いから、やめとこう」みたいな、そういう感じなんですよ。
一般の男の人からみれば、「これは絶対にやりたいだろ」って丸わかりの「終電出ちゃったね」みたいな文句ありますよね。
でも、性欲弱い人って、「終電出ちゃったね」とか「疲れちゃった」とか言っても、それでも「もしかしたら断られるかもしれない」って思っているんです。
―そこまで、疑ってかかっていたんですね…。
峰:そう、つまり最後の一歩を自分で踏み込むのが怖いんですよね。
かと言って、女子から「ラブホ行こう」って言われると、それも逆に怖がる。
なので、そこまでいくギリギリまで、本当に死ぬほどわかりやすく伝えれば大丈夫なんです。
どんどん不安要素を埋めていく感じですね。
―なるほど。女性の方から不安に思っていることを探して、埋めていってあげれば安心するんですね。