女性向け風俗で「いれてほしい」の言葉以外みつからなくなりました/妹尾ユウカ(後編)

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大変お待たせいたしました。待望の女性向け風俗 studio CH体験レポート後編でございます。先日、再び聖馬、あっ、神楽木聖馬さんを指名し、ホテルへ行って参りました。待ち合わせは前回同様、歌舞伎町・TOHOシネマズ前。

聖馬に会うので、あっ、 神楽木聖馬さんに会うので超おめかしをしていたら約束の時間に少し遅れてしまったのですが、彼は「お久しぶりです〜! 神楽木聖馬です〜! お元気でしたか〜?」とクソ可愛い笑顔で声をかけてくれました。

「おかげさまでたった今元気になりました!」と敬礼したい気持ちをグッと堪えて、「うん! 元気だったよ〜!」とプレーンな返答をしておきました。なんせ嫌われたくはないんでね。

私たち付き合ってるよね?

そんなこんなで内心小躍りしながらホテルの部屋に到着すると、彼は問診票を渡してくれました。そこには自分のS度M度を記載する欄や、照明の明るさの好み、シャワーは一緒に入ることを希望するか否かといった項目が記載されていました。私はイケメンでシコければ大抵のことが許せますし、相手に合わせたい”尽くしんぼクラブ”の会長なので、”キャストにお任せ”という項目に丸をつけました。あなたの望みこそが私の望みです。イエッサー! 

その結果、一緒にお風呂に入らせていただくことになったのですが、彼は泡立てのプロでして、本当に少量のボディーソープのみでモコモコの泡を作り、私の叶姉妹の新キャラのようなナイスバディーを丁寧に包み込んでくれました。思わず「私たちって付き合ってるよね?」と聞きたくなりましたが、鏡に写った泡まみれの自分がミシュランマンにそっくりだったので平静を取り戻すことができました。

ここでお得意の余談なのですが、みなさんお気づきの通り、私はやかましくてキモい女なので、先日もすきぴに「頼むから○○君の半身浴した風呂の残り湯で作ったリゾットを食わせてくれ〜」と言ったら苦笑いされました。シコメンリゾット教の教祖として悲しかったです。

いれてほしい…

それはさておき、お風呂場を出てベットにうつ伏せで寝転ぶと、聖馬が背中や内腿をさわさわしてくるんです。あくまで私は”キャストにお任せ”という項目を選択したので、つまりこれは完全に彼の意思でやっているというわけです。完全に誘っています。完全に私のことが好きです。ちなみに聖馬は理想の女性像について「松田聖子さんのような女性」と言っていましたが、私だって負けていません。

私ならば聖馬を渚のバルコニーで待たせることはありませんし、知り合った日から半年過ぎても手を握らないあなたを咎めることなどしませんし、夏の扉を開けて私をどこか連れて行ってなんておこがましいことも言いません。建て付けの悪い重い引き戸でも自分で開けます。「一体、何の話?」と思った若者は松田聖子の『渚のバルコニー』『赤いスイートピー』『夏の扉』を聴いてみてください。聖馬が喜びます。

そんなことを考えていると、今度は聖馬が「こっち向いて」と言ってきました。「もちろんでやんす!」と即座に言いたいところでしたが、ここは女らしくしなやかに仰向けになり、聖馬のことを見つめてみました。すると「前から思ってたんだけど、手が綺麗ですよね」と言って、指を絡められました。謙遜とかではなく、マジで私の指って北海道産の立派なアスパラみたいなんですけどね。

続けて、聖馬が「こっち見て」とせがんで来たので、とりあえず無視をしたんです。当方、本日はヤリマンとしての意地を捨てているので、ひとまずしおらしい女を演じてみたんです。普段ならこちらが野良の男に対して言うようなセリフなんですけどね。すると、「見てくれないならやめちゃうよ?」と言われまして、そうなってくると話は変わってくるわけでして。当然、すぐに見つめました。穴が空くほどに見つめました。

その結果、ついに私の脳裏に良からぬことが浮かんできました。本当に恥ずかしいのですが「いれて欲しい」以外の言葉が見つからないのです。何をいれて欲しいかって? そんなの決まってるじゃないですか。骨をですよ。気持ちが高ぶり過ぎて、「同じ墓に入れて欲しい」以外の言葉が一つも見つかりません。聖馬と同じ墓に私の遺骨を入れて欲しい。もしくはすぐに抜いてもいいから同じ戸籍に入れて欲しい。本気でそう思うほど、彼と過ごす時間は恋愛の絶頂部分だけを堪能できる最高のひとときであり、彼と過ごす空間はまさに二人を包む瑠璃色の地球。決して”歌舞伎のラブホ”ではございません。おかしなことを言うのはやめてください。「一体、何の話?」と思った若者は松田聖子の『瑠璃色の地球』を聴いてみてください。聖馬が喜びます。

甘い記憶

最後になりますが、この日もまた別れ際に聖馬はラデュレのマカロンをプレゼントしてくれました。帰り道に一つ一つ味わって食べましたが、彼と過ごした時間ほどは甘くはありませんでした。あの時間に比べれば、マカロンなんて苦いと言っても過言ではございません。

しかし、どれもこれも聖馬と作り上げた思い出は甘い記憶です。いつまでも私の胸にSWEET MEMORIESとして刻まれることでしょう。「一体、何の話?」と思った若者は松田聖子の『SWEET MEMORIES』を聴いてみてください。聖馬が喜びます…。

studioCHって?

studio CHは、アダルト業界最大手のソフト・オン・デマンドグループが運営している安心・安全な女性向け風俗店です。

会員数40万人の女性向けサイト「GIRL’S CH」で配信中の動画にも出演している、現在活躍中の若手AV男優も在籍中。会って楽しんで、動画で楽しんで、二度楽しめるのも特徴です!

TEXT/妹尾ユウカ