奥深き四十八手の世界。ただ繋がってるのはもったいない!

ラブライフのA to Z:16回 【P】…Position(体位)

 大人の女性に捧げるラブライフのA to Z。
今回のテーマは、P=Position(体位)
奥深い体位の世界をご紹介します。

体位を極める者が、セックスを極める

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 セックスの体位というと、あなたは、どんな体位を思い浮かべますか?
AVでパタパタと体位を変えるシーン?
それとも、いつものお決まりの正常位?

「前戯は、オンナの時間。交接は、オトコの時間」
という言葉があるように、
一般的に、女性は交接よりも前戯の舌技、手技で快感を感じて、
男性は射精時に快感を感じると思われがちです。

 これは、カラダの快楽だけに注目したセックス観。
男性のカラダの構造として、性感帯がペニスに集約されていることを考えると、
全性感帯を自分の好きな女性の秘部…温かくて、湿り気があって、
絶妙なリズムで締めつける最も心地よい場所に包み込まれる一大スペクタクルは、筆舌に尽くしがたいものでしょう。
射精に向かって一直線の男性を見ていると、よくわかります。

 一方の女性にとっての交接時間は、前戯よりも重要視されなくてよいのでしょうか?
古くから伝わる国内外の性愛の教典を紐解くと、
セックスは、お互いの「エネルギーの交流」と言われています。

 男女の性エネルギースポットである性器を接合させ、
よりよいエネルギーを循環させることが重要視されているのです。

 この領域まで達すると、よりよいオーガズムを感じるために、
ヨガに通ずる呼吸法、瞑想、筋トレ、食生活の改善まで凝りたくなってくるセックスオタクも出てきます。

(まあ、私もそうですが)

 日本人の凝り症気質をセックスに投じれば、世界セックス満足度最下位(参照:セクシャルウェルビーインググローバルサーベイ)という不名誉な結果は出ないような気がするのです。