「電気を消したら乱れる約束だったのに!」

確かに、女性が電気を消したがる理由は「恥ずかしいから」がダントツ首位なはず。「恥ずかしい」の内訳は、主に以下3パターンかと。

1.体型に自信がないので恥ずかしい(太っている・ペチャパイなど)
2.黒アワビのように生々しい女性器を見られるのが恥ずかしい
3.快感に喘ぐ乱れた姿を晒すのが恥ずかしい

どれか1つっていうよりも、3つの要素が少しずつ入り混じり総じて「恥ずかしい」のでしょうね、女性側としては。一方、男性側が着目しているのは「3」のみ! 「『電気を消して』と恥ずかしがるのは、快感で乱れる姿を見せたくないのだ」と、男性側は捉えるのでしょう。ってことは、電気を消せば、思う存分乱れてくれるということか……と、期待が膨らみます。そして股間も膨らみます。以上を踏まえ、男性は速やかに電気を消すのでしょう。

肝心なのはここからです。電気を消したことにより、洋ピン女優のように激しく乱れればノープロブレム! しかし、電気を消したにも関わらず「でも恥ずかしいぉ」と、喘ぎ声も小さく、フェラチオも先っちょをチロチロ舐める程度、体位チェンジにも応じず正常位オンリーのマグロ状態では……男性側は騙された気分になるでしょう。「電気を消したら乱れる約束だったのに!」と。

「いやいや、約束はしていない!」と反論したいかもしれませんが、バレンタインチョコと一緒ですよ。チョコを渡す際、いちいち「ホワイトデーにはお返しちょうだいね」と言わなくとも、ピエールマルコリーニのチョコに相当する、村上開新堂のクッキーなどを期待するはず。男性も、電気を消したことに相当する乱れっぷりを期待しているのでしょう。

以上を踏まえ、電気を消したら洋ピン女優のように乱れるべし! これが結論です。

Text/菊池美佳子