Mikamatto
大泉りかが官能小説のヒロインから、男が“そそる”ポイントを読み解きます。
前回に続き、ツンデレを越えた『ツンマゾ!―ツンなお嬢様は、実はM』のヒロイン・鷲尾真子の後編をお送りいたします。
「わ、私は! 学校のトイレで、輪ゴムでクリトリスをギュッとして、電マオナニーしてイキ狂うようなマゾ女です!」 (『ツンマゾ』P25P11)
と、とんでもない告白をされてしまった純朴少年・北野健児。それどころか――。
「北野健児! よく聞きなさい!」
何度も試してきたように、荒々しく首輪を装着した。
四つん這いになり、呆気に取られた健児に首輪に繋がった鎖を差しだす。
「私が奴隷になってあげるから調教しなさい!」
恥ずかしい流れはなかったことにするしかない。
脅されて奴隷になっちゃった、というノリで進めるしかない。
「私がマゾの変態であることを知った以上、恋だの青春だの青臭いことは言わせないんだから。あなたの平凡な人生は今日で終了! おめでとうございます! 今日からアナタはドSの変態ご主人さまよ!」
「い、いやいやいや、俺は純愛派なんだ!」
「そんなバケモノ飼ってるくせに、純愛のなにを語れるっていうのよ!」
後戻りできない泥沼への道連れにするつもりで、彼の股間をわしづかみで確保した。
「おっ、うぉお」 (『ツンマゾ』P32P11-P33P6)
言ってだけなら身体で言うことをきかせてやる……とばかりに、なかば強引に健児に処女を奪わせ、健児を理想のご主人さまとするべく逆調教を試みる真子。 処女喪失から野外セックス、パイズリ奉仕にアナルプレイと、プレイはどんどんエスカレートしていきます。
が、そんな真子にとってひとつだけNGなプレイが。
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