彼が一生忘れられないエロティック・タッチ!ソフトとハードな責めで男を魅了する

彼をゾクゾクさせるには、二面性を見せつけて

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 前回は、「リラックス・タッチ」の大切さをお伝えしました。 早速、彼に試してみましたか? セックスの準備タイムでやさしく触れ合うことは、エッチモードに入りやすくなることを感じることができますからまだの人は、ぜひ試してみて下さい。今回は、男性の性感を開発する「エロティック・タッチ」をお伝えします。
「奥さんとは家族みたいになって性欲がわかないから、外でガールフレンドを作るのは、男の性(さが)だよ」と浮気を正当化するような常套句を並べる男性が多い現実。
 男性は女性に「聖母性」と「娼婦性」を求めると言われています。ならば、あなたが意図的にこの二面性を演じれば、一石二鳥だと思いませんか? 前回お伝えした、副交感神経を優位にする「リラックス・タッチ」 やLesson4-2でお伝えした「耳掃除」は、聖母モード。 今からお伝えする、性感を刺激する「エロティック・タッチ」は、攻めのできる娼婦モードです。ベッドの上では女優になりきって、彼にだけいつもと違う意外性のある一面を見せつけましょう。

彼の性感帯を開発して、病みつきになるセックスを

 娼婦なあなたを演出するための「エロティック・タッチ」の方法を解説していきます。

① フェザータッチをマスターすること
② 高感度な性感帯(ペニス・乳首)への刺激と淡い快感の性感帯との組み合わせ技
③ 「攻め」と「受け身」の役割をバトンタッチ

 彼の性感を開発するためには、セックステクニックの王道「フェザータッチ」 をマスターしましょう。その名の通り、羽根のように軽やかな愛撫法です。 利き手の手の平を広げ、指先の力を抜きます。男性の肌の表面を指先でゆっくりスーッと楕円を描くように撫でます。面積が広い場所は5本指、パーツが狭い場所は指の本数を減らして撫でましょう。全身くまなく撫でて、彼の性感帯を探します。
 性感帯は、「カラダの凸凹しているところ」「洋服の縫い目にあたる部分」「骨沿い」に隠れています。彼の肌に鳥肌が立ってきて、ぞくぞくしてきたら大成功。性感帯の場所を把握したら、今度は、「ソフト」と「ハード」の刺激の組み合わせ技で、さらに性感開発を進めます。 ソフトな性感刺激の代表は、軽いキス、フェザータッチ。

 ハードは、乳首、ペニス、ディープキスなどの粘膜への刺激です。 例えば、「キスをしながら片手はペニスを愛撫する」「乳首を舐めながら、脇の下をフェザータッチする」「フェラチオしながら、乳首を撫でる」など、手と口とカラダを余すことなく使って、「2点攻め」「3点攻め」をするのです。玄人感が演出できる娼婦風テクニックです。 あなたの「攻め」タイムがひと段落したら、今度は、人格が変わったように、受け身に徹してみるのも新鮮です。攻めも受け身も、彼とリバーシブルにセックス出来るようになれば、ふたりのセックスの幅は、グンと広がります。さらに、上級者向けですが、男性を魅了するセックスは、ストーリー性が大事な要素です。

 その日のセックスのテーマを決めて、毎回、異なるアプローチをしていけば、マンネリで飽きることもなくなります。
例えば、 「今日は、キスをたっぷりするかわいらしいセックスの日」 「今日は、彼へのサービスに徹する娼婦の日」 「今日は、初めてのセックスのように、恥じらいと初々しさを出す日」など、 「聖母」と「娼婦」、ふたりのあなたを使い分けていきます。 「そこまでしないとダメ?なんか、必死すぎない?」そんなご意見も聞こえてきそうですが、テーマを決めて工夫するセックスは、相手の喜ぶ顔や驚く姿を見ていると楽しいものです。

 厳しいようですが、そのような工夫を一切していないカップルは、セックスレス街道まっしぐらになってしまいます。深刻化してから、どうしたらいいのか、悩んでしまうのが現状です。 セックスは、その人のコミュニケーション能力や感性が露わになる、愛の総合芸術です。 この講座を生かして、五感をフル稼働させて彼を愛し始めたあなた。 ふたりのラブライフにも何か新しいきづきや変化が訪れているのではないでしょうか?

いよいよ次回は最終回です。 あなたの魂を成長させるセックスについて、最後にもう一度、見つめ直していきます。

9月21日(金)が最終回。どうぞお楽しみに。

Text/OLIVIA