ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、鬼のような女性って誰?」
担当編集I嬢:「鬼滅の刃ネタを言いたかったけど読んでないので勉強しておきます」
今週のテーマは「鬼」です。節分でもないのにどーしたってカンジですよね。鬼は鬼でも、節分に登場する鬼ではなく、鬼LINEの鬼です。
鬼LINEとは何回も、いや何十回も、もしくは何百回もLINEする行為のこと。「何回」なのか「何十回」なのか「何百回」なのか、それは相手が返信するまで続きます。「なぜ私からのLINEに返信しないのか!」という怒りっぷりは、まさに鬼! 鬼LINEという造語を思いついた人は天才ですね。
鬼LINEが起きるシチュエーションとしては、なんといっても「別れた直後」が圧倒的多数かと! 「フラれた直後」に限定しなかったのは、自ら別れを切り出しておきながら「やっぱり好き!」と、国会議員のように前言撤回する女性も一定数存在するからです。
フラれたパターンであろうと、自ら別れを切り出しておきながらの前言撤回だろうと、復縁を目論む女性たちがやりがちな行動……それが鬼LINEです。1人でヤケ酒しているうちに寂しくなり鬼LINEすることもあれば、シラフの状態でもスマホを連打する女性もいるでしょう。いずれにせよ、復縁したいなら鬼LINEは逆効果です。
復縁したいなら鬼LINEしちゃいけないの?
今こそ全ての日本国民に問います。
なぜ鬼LINEは復縁に逆効果なのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「冷却期間という言葉を知らんのか」とか、「ストーカー規制法で訴えられる危険性も大だぞ」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。鬼LINEが復縁に逆効果な理由は……!?
「ラムちゃんを連想し、電撃ショックに恐怖を感じるから」です。
ラムちゃんについて語る前に! 鬼LINEを発信する女心にも少しだけ触れておきましょう。彼女たちは皆、口を揃えてこう言います。「忘れられちゃうのが怖い」と。つまり、連絡が途絶えることで、相手男性の中で自分の存在がどんどん風化していき、いずれは忘れられると。そうさせないためにLINEするのだ、と。
わからなくもないですが、週1~月1程度ではなく、鬼LINEになるのはなぜか、気になるところです。おそらく、返信が来ずとも、相手のスマホに届いているという部分に、「繋がっている安心感」を見出しているのでしょうね。こればっかりは人間の本能! 人間がもっとも安心できる環境は、母胎の中という説があります。へその緒を介し母親と繋がっている環境に、もっとも安心できるのだとすると! その母胎期の記憶が、オギャーと産まれてからも持続するため、人間は「愛する人と繋がっている状態」を、本能的に求めるのでしょう。
- 1
- 2