浮気されたときの選択肢は2つ

例を挙げましょう。彼氏や夫が、一部上場企業を辞め、ユーチューバーになると言い出した場合。「すでに辞表も提出してきた」と本気モードであれば、そりゃ怒りは炸裂します。しかし冗談の範疇で、あくまでも本気ではないのなら、いちいち怒ることはありえないはず。

話を戻します。本気の浮気でないと確信しているから、彼氏や夫には怒りが向かいません。とはいえ、浮気されたという事実自体は、決して気分が良いものではないですよね。その不快な気分をどこへ向けるか……選択肢はたったの2つ! 浮気させた自分を責めるか、はたまた浮気相手のオンナを責めるか……冒頭の問題文に則ると、悪いのはA子かC子かってことになりますね。

イチオウは自分自身を省みますが、彼氏や夫が浮気に走ったのは、自分との関係性が安定しているからこそ! 安定した関係性を築けているってことは、自分自身に非はないってことになります。こういった消去法を経て、最終的にC子が……つまりは浮気相手のオンナが悪いと結論づけるのです。

北条政子に学ぶ、浮気相手への怒り方

怒りの向け方は人それぞれでしょう。ワラ人形を片手に丑の刻参りをする人もいれば。SNSのメッセージ機能を利用して「私が正式な恋人です、これ以上○○君に関わらないでください」と直談判に出る人もいれば! 既婚なら、浮気相手のオンナに何百万単位の慰謝料を請求する人もいれば! 源頼朝の妻・北条政子は、家来に命じて浮気相手のオンナ宅をぶっ壊すという暴挙に出ました。

浮気相手のオンナ宅をぶっ壊すような鬼嫁、離婚されるかと思いきや! なんやかんやで頼朝は、政子と添い遂げています。ってことは、やはり浮気は遊びであり、本気ではなかったのかもしれませんね。本気だったら、鬼嫁とは速やかに離婚しているでしょうから。

彼氏や夫の愛情を確かめたい人は、浮気相手のオンナ宅をぶっ壊すのも一興! 浮気相手のオンナ宅をぶっ壊したアナタ様と別れようとしないのであれば、彼氏や夫の愛はホンモノなのでしょう。

初出:2019.11.11