エレクトとピストンは不要!「まどろみタイム」まで味わい尽くすオキシトシンフル体位

海辺のブランコでキスをするカップルの写真

 こんばんは!オリビアです。
幸せホルモン『オキシトシン』を最大限に分泌するセックス研究の第三弾。
前回は、セックス前のグルーミングから愛撫までご紹介しました。

 『オキシトシン』のおさらいをしましょう。
「信頼のできる人との安心感のある肌の触れ合いにより、皮膚の接触部の受容体が刺激され、脳の下垂体後葉から血液中にオキシトシンが分泌される」とお伝えしましたね。
ハートウォーミングな多幸感を味わいたいなら、快感や興奮よりも、「安心感のある肌の触れ合い」を最優先するのが、『オキシトシンフル・セックス』の秘訣。

ノン・ピストン&ノン・エレクトで合体!

 いよいよ彼と合体…。
その前に。

男性は、行為の最中に、いつものパターンが乱されると、ペニスのコンディションが崩れがちになります。セックス前に、彼に言葉で意思表示をしておきましょう。

 「今日は、いつもよりもゆっくり繋がりたいの。いい?」
「今までとちょっと違うやり方を試していい?時間をかけてしたいの」

 これから提案するオキシトシンフル体位には、カッチカチの勃起や高速ピストンは不要。
ノン・ピストン&ノン・エレクトOKの交接です。
パートナーと繋がった後は、ただただ肌を重ね合う心地よさに身を委ねます。

 彼には、「ペニスをハードな状態で維持しなければ!」というハード・エレクト信仰を一旦リセットしてもらいます。
「腰を振らないと萎えちゃうよ~」「中折れヤバイ!」という不安に潰されないように、さりげなくフォローを入れておくといいですね。

 「こうやって、じっと抱き合っていると安心する…」
「(腰を)動かさなくても、十分気持ちいよ…」
「(萎んできても)…わかんない。気にならないよ」
「とろけちゃいそう…」

 彼の瞳をのぞきこみ、耳元でそっと囁きましょう。
見つめ合うのも、オキシトシンを分泌させる方法のひとつ。

 (注:コンドームで避妊をしている場合は、中折れするとコンドームが外れやすくなるので気をつけながら行ってください)

 これまでのピストンの価値観をひっくり返すことになるので、彼が「じゃあ、今までのはダメだったわけ?!」と、ショックを受けないように、あくまで「こういうのもいいね!」「ふたりで気持ちいいやり方、見つけちゃったね!」というニュアンスを含ませておくといいでしょう。