セックス淑女度を試される「メンス後」の振る舞い
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」には、もう一つの意味がございます。「人間とは、苦境の際に受けた恩義は、あっさり忘れてしまうものだ」という、やや皮肉めいた解釈です。
我々女性にとって「苦境」といったら、やはりメンス(月経)でしょう! 白いボトムスの着用にも、スポーツにも、そしてセックスにも影響を及ぼす、悩ましい数日間です。
その苦境期間の恩人といえば! 女子トイレで生理用品を分けてくれた同僚ではなく! 「ごめ~ん、今日メンスなの」とセックスを断るあなたに対して、「そっか、じゃあ仕方ないね」と、半勃ちしかかった陰茎を鎮めてくれたデート相手であると筆者は考えます。
彼はおそらく、「映画観てメシ食って酒飲んで、そしてその後はセックスだ!」と、スキップるんるん状態でデートに臨んでいたことでしょう。あなたとのセックスが楽しみ過ぎて、数日前からオナ禁していたに違いありません。
にもかかわらず! 映画観てメシ食って酒飲んで、いよいよメインディッシュというその時に、まさかのメンス宣告! その瞬間、彼の亀頭は、ガマン汁という涙を流したことでしょう。帰宅後、一人寂しく溜め込んだ精液を自慰で処理する虚しさは、想像を絶するものがあります。
メンスという苦境期間、半勃ちしかかった陰茎を鎮めてくれた恩義を忘れるのはセックス淑女に非ず! メンス終了と共に、こちらからアポイントをとり、再デートの約束を成立させる歩み寄りを見せたいものです。