峰なゆか×ベッツィー女子のためのセックス対談/日本の性をよくすれば女子はもっと下ネタが楽しめる(後編)

『アラサーちゃん 無修正』の峰なゆかさんとAMでのコラムが大人気のベッツィーさんお二人の特別セックス対談をご紹介します!
第一回はこちら→なぜ女性誌のセックス特集は平均値を毎回出すのか(前編)

「彼氏のセックスが痛い」ならなぜ彼氏に言わないのか

峰なゆか ベッツィー 対談 セックス (左)ベッツィーさん(右)峰なゆかさん

峰:そういえば「どうすればイケますか」に続いてウザい相談が、「彼氏のセックスが痛い」なんですよ。
「AVでやってる激しい手マンの悪影響に違いない!!」とかっつって、出演してたからってなぜか私が責められたりして意味わかんないですよ。
そうやって女同士では痛い痛い言うのに、彼氏本人にはぜったい言わないし。

ベッツィー:痛いときって痛いって言わないとぜったい伝わんないじゃないですか。
痛くて顔しかめてても気持ち良くて顔しかめてるんだって思われるし。

峰:痛い顔とアへ顔ってほぼ同じですもんね。

ベッツィー:彼がそれを察してくれないって文句つけたりとか。

峰:私気付いたんですけど、セックスの最中に「痛い?」って聞いてくる男の人ってぜったい痛いことしてこないんですよ。
自分のやってるセックスが、もしかしたら相手にとっては苦痛になってるかもしれないって意識が少しでもある人って、行動に出てるんだなって思って。

ベッツィー:うんうん! 痛くないっていうか、逆に弱すぎる人が多い。
ぜんぜん痛い心配なんてないよ、って人に限って「痛い?」って聞いてくる。

峰:でも「もっと強く」は言いやすいけど、「痛い」ってやっぱ言いづらいから、最初は弱すぎるくらいの方がいいかなー。
だから痛いって言えない女子の気持ちも分かるんですよ。
いきなり「痛い」って言うと、男の人ってすっごい傷つくじゃないですか。
だからベッツィーさんがコラムで書いてた、「普段から彼に気持ちいいって伝えておけば、いざ痛いときに痛いって言いやすい」っていうのはすごい良い方法だなと思いました。

ベッツィー:100回気持ちいいって言われた中の1回痛いって言われたのがあっても、「あっ、これは痛いんだな」ってなるだけで、男心はそこまで傷つかない。
でも普段「気持ちいい」って声に出して言わない人ほど「痛い」って言うのも我慢しちゃうじゃないですか。
でももう痛すぎて耐えられなくて、あるとき意を決して「痛い」って言っちゃうと、男からしたら気持ちいいゼロに対して痛い1だからすごい傷ついちゃう。

峰:「もしかして今までのもぜんぶ痛かったの?」って。

ベッツィー:だから普段から気持ちいいにせよ痛いにせよ、言った方がいいと思うんですけど、なんでそういうこと言わないのかな。

フェラ中は完全マグロの男性… 工場でちんこを吸う労働に思えてきます

峰:でもそれ言ったら、男の人の方が反応しないじゃないですか。
女の人はなんだかんだでみんな少しは反応するけど、男の人ってフェラされてても無言で寝っころがって完全にマグロのやつが多いし。

ベッツィー:いますねー! ちょっとくらい腰動かすとかしろよ、とか思うんですけど。

峰:そうやってなんの反応もないと、こっちもどこがいいのかも分かんないし、自分もいろいろ伝えていいんだってこともわかんないし、やってて楽しくないからフェラチオが作業になってくるんですよね。
工場でちんこを吸う労働みたいな。

ベッツィー:あははは! ありますね! こっちも聞いたことあるテクニックを黙々とやるしかない。
男の人は、男が声を出すのを恥だと思ってるんじゃないかな。M男だと思われたくない、みたいな。

峰:確かにアンアン喘がれたらちょっと引きますけど、もうちょっと吐息を洩らすとかちんこをぴくっとさせるとかいろいろあんだろー!

ベッツィー:男の人は逆にそこらへんをAVから学べばいいと思いますけどね。

峰:ほんとうだ!!