【第6訓】三流以下な男はしょせん“ろくでなし”!
筆者の6人目のオトコになったのは、なんとホストでした。ホスト……この職業から、皆さんはどのような印象を受けますか? おそらくほとんどの人は、歌舞伎町のネオン街やスジ盛りと呼ばれるあの「いかにも」なヘアースタイル、シャンパンタワーを連想するでしょう。ほか、「太客」「細客」だとか「枕営業」など業界用語のイメージも強いですよね。枕営業といえば、積極的にセックスして女性客を夢中にさせるかと思いきや、あえてセックスを「おあずけ」にすることで金を使わせるスタイルの営業もあるようです。
筆者の周囲にも、ホストクラブを愛用している女性たちが何人かいるのですが、「(指名しているホストが)なかなかセックスしてくれない」というボヤキを聞かされることがあります。「もっと通わなければ聖也(仮名)のチンポをしゃぶらせてもらえない(から、もっとお金を遣おう)」という心理状態に誘導する作戦なのでしょう。そう、ホストとは簡単にズボンを下ろすような職業ではないのです。
聖也(仮名)のチンポは、ひと握りの常連客しかお目にかかれない聖なるチンポといっても過言ではないでしょう。にもかかわらず、今回紹介するホストは初回からいきなりズボンを下ろしました。名前は……あいにく記憶に残っておりませんので、仮に聖也としましょう。なぜ聖也かというと、筆者にとってはなんとなくホストに多そうな名前ってイメージなだけです(笑)。ヨシオとかマサオとかよりは聖也ってカンジでしょ。
「そんな細い腰でピストンできるの?」なスリム体型ホスト
聖也と出会ったのは、14~15年前筆者が行きつけにしていた歌舞伎町の高級ホストクラブです、ホーッホッホッホ。と言いたいところですが、まだ22歳の小娘だった筆者にそのような余裕はなく、当時勤めていた志木(埼玉県南部の都市。人口約7万人)のキャバクラでした。余談ですが、ホストがキャバクラに来店するのはよくある話です。先行投資して、後々自分の店に通わせようという作戦なのでしょう。
聖也は、いかにもホストという外見をしておりました。冒頭で述べたようなスジ盛りヘアーにテカテカスーツ、体つきは「そんな細い腰でほんまにピストン運動ができるのかね?」と問いただしたくなるようなスリム体型です。ガチムチ好きの筆者にとっては大して惹かれるような人物ではなかったのですが、この頃の筆者はセックス覚えたて! セックスに対して超・貪欲になっておりましたので、「好きではないが、嫌いでもない相手ならヤッておこう!」というスタンスでした。
というわけで連絡先を交換。後日、筆者宅にてセックスを行う運びとなりました。
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