新しい扉をあけるには会話が必要!

また、パートナーの性的な欲望や性癖のようなものを見極められなくて、またはそういうものがないように見えてつまらないと感じている人も多いと思いますが、それは回数を重ねていくことで、本人も気付かなかったような欲望の引き出しが突然がパッと開くこともあるので、諦める必要はありません。

私にも覚えがありますが、「そんなとこ絶対気持ちよくないよ」「実際やってみたら楽しいのかもしれないけど別にやらなくてもいいな」と思っていた程度のことを試しにやってみたら、欲望の引き出しどころか重くてバカでかい扉をバーンッと開けてしまって、うっかり新しい世界へ飛び込んでしまい、セックスが劇的に変化することがあります。
それにはやっぱり会話が必要です。ピロートークや普段の下ネタで、良かったこと、改善点、最近知った知識、好きだったエロ漫画のシーン、過去のパートナーとの笑える失敗談など、何でもいいのでお互いに少しずつ自己開示していくことで、思いもしなかった「それ今度やってみたいかも」に出会えることがあります。

中には性的な欲求自体があまりない人もいますよね。その場合はしつこく欲望のスイッチを探求しようとしたり、体を開発しようと意気込むと嫌がられます。こちらが望んでいないのに「君はまだ本当のセックスを知らないだけなんだ」とか言って中イキさせようと長時間アソコを弄り倒されたらうざいじゃないですか。それと同じです。 多少物足りなさを感じても、お互いが楽しいと思える範囲を越えないようにしましょう。

Text/Betsy