これはあくまで私のイキ方なので、人によってはもっと違うイキ方もたくさんあると思いますが、質問者の方のイキ方はきっと一尺玉花火に近いですよね。一回盛大にイクと、体がもう店じまいを始めてしまって、シャッターを下ろしてしまうんです。 私も以前はこのイキ方だけだったので、一度イッてしまうと感じにくくなってしまい、刺激の方法を変えても感じにくくなっていました。もう一度イこうと思うと、少し時間を置くか、しぶとく続けてまた一から気持ちよくなっていくかのどちらかです。でも、これはこれで、体が店じまいを始めてしまうほどに満足したってことだと考えると、幸せじゃないですか？

一尺玉の質問者さんがもし何度もイキたいのであれば、例えば一度挿入を中断して相手を責める側に回り、アソコを休憩させてリセットさせるのも一つの手段です。 でももしもっと違うイキ方をしてみたかったら、今までとは違うことをするのがいいかもしれません。というのも、盛大にドカンとイク方法を知っている人は、自分が確実にイケる手段がわかっているので、刺激される場所や方法がイクために必要なものかそうでないかがわかっていると思うんです。だから、自然とその方向に自分を持っていけるようなセックスに誘導しています。ある意味セックスが上手なんです。 でも、例えば爆竹みたいにイク時は、一尺玉の時と刺激される部分や刺激方法が違うので、「そこは気持ちいいけどイケないよ…」と感じることが多いです。それを許してしまえば新たな扉が開くかもしれません。 私の場合は、「そこはイクとこじゃないけど何か気持ちいいからまあいいや」と開き直っていたら初めて爆竹のようにイッてびっくりしました。

ただ、これまでに書いてきた中イキの方法などでも言えることですが、私と同じやり方をしたからといって、イケなかった人がイクことができたり、一度しかイケなかった人が何度もイケるようになるとは限らないんです。必死に頑張るあまりセックスが楽しくなくなったら意味がありません。気負わず、「まあそのうち新しいことが起こるでしょ」くらいの感覚で楽しんでください。

Text／Betsy