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  • 2017.05.04

素敵ビッチは1日にして成らず。わたしが意識高い系処女だった頃

騎乗位やフェラ、キスなどのやり方、テクニックを教えるBetsyさんのハウツー記事は、AMのセックスカテゴリ記事の中でもずっと読まれ続けています!しかし、そんなBetsyさんも最初から「素敵ビッチ」「ポジティブヤリマン」だったわけではありませんでした。そこで気づいた、技術向上よりも大事なものとは……?

Betsy セックス ビッチ 処女 ハウツー 3P
by Karolina

 有難いことに、今週もAMの記事ランキング上位に騎乗位フェラの記事が残り続けているようです。この連載が始まったばかりの頃に一生懸命書いた記事が多くの方に読んで頂けて嬉しいです。ありがとうございます。
(ベッツィさんへの質問はこちらのフォームからどうぞ!)

 しかし3年半も前に私が書いたハウツー記事が、しかも超絶技巧ではなくて基本的なやり方を書いたものがずっと読まれ続けているのって凄いと思います。何が凄いかって、自分のセックスが正しいか、相手を満足させることができているか不安でしかたなくて、ネットで情報を得ようとしている女性があまりに多いからです。読者の方からの質問も常時受け付けていますが、寄せられる質問は「相手からのこういう要望に応えるにはどうしたらいいのか」「パートナーに満足してもらうにはどうやったらいいのか」という内容のものが多いです。

素敵ビッチが処女だった頃

 もしかしたら意外だと思われるかもしれませんが、私にも同じような時期がありました。今でこそ私も「素敵ビッチ」「ポジティブヤリマン」「ポジティブビッチ」などと言われたりしますが、ポジティブに積極的に性生活を楽しむマインドは生まれつきのものではありません。それに、いつでも自信満々でセックスしているのかと言うと、そうでもないです。

 セックスを経験する前は、父のエロ本やAVを拝借してオナニーに耽っては、早くセックスしたい! ちんこ入れてみたい!! と思う反面、常に自分に自信が無くて、セックスできたとしても私の顔や体を見て相手が萎えるんじゃないか、「あいつの体は全然気持ち良くなかった」と同級生に噂を流されるかもしれない、とネガティブなことばかり考えていました。見た目で興奮させられないかもしれないから、処女のうちにせめて平均点を取れるセックスのやり方を予習しておかないと! と思っていました。

 そこで、本屋に売っている“ちゃんとした”性教育の本や、サブカルコーナーにあるようなセックスのハウツー本、父の持っていた官能小説、読者投稿系のエロ本をとにかく読み漁って、教科書のように必死に頭に叩き込みつつオナニーしていました。ノーマルセックスから嗜好性の高いセックスまで、知識だけパンパンに詰め込んだ性の意識高い系処女だったんです。

初体験はイケメン同級生2人と3P

 高校生の時に同じクラスの男子2人から家に招かれ、「どうせ処女を捨てるならイケメン! このチャンスは逃せない!」と思い切って3Pで初体験をしたんですけど、やっぱり自分のセックスがどうなのか凄く気になって、「気持ちいいよ」とか「可愛いよ」と言われても全部ウソなんじゃないかと不安で仕方なかったです。

 それでも初めて経験したセックスの気持ちよさと楽しさは想像以上のものでした。散々オナニーしてきたことで感覚を掴んでいたのか、最初からめちゃくちゃ気持ちよくて「おっぱいって他人に触られるとこんなにムズムズして気持ちいいのか!」とびっくりしたし、初めてのフェラでは「ちょっと舐めただけでビンビン動いてる! 動物みたい! 何この皮!? 超かわいい! むむっ、何か出てきた。コレがあの我慢汁かーーっ!」と大興奮でした。

 その後は彼氏ができるでもなく、セックスしてみたいなと思う人が現れたらする、という生活だったんですけど、やっぱり何度セックスしても自信はつかないし、相手は満足しているのだろうか、という不安は尽きませんでした。

セックスへの不安はあってもいい

 でも何となくわかってきたのは、自信がなくて顔や体を隠そうとしたり、完全な受け身になったり、フェラのやり方が合っているのか気にしていた時よりも、気持ちよさや楽しさに夢中になってだらしない姿を見せている時や、ただただちんこを触りたくて口に入れたくて無我夢中になっている時の方が、自分も最高に楽しいし、相手も喜んでくれているんじゃないかなということです。

 多分日本の女性は気にしすぎるんです。「どうやったら相手に喜ばれるのか」「私のやり方で大丈夫なんだろうか」というように、自分が楽しく気持ちよくなることよりも、相手のことに比重を置きすぎていると思います。相手に求められたからといって、気が向かないことまで無理して頑張っている人も少なくないですよね。

 もっと自己中になってもいいんじゃないかなと思います。自己中と言うと語弊があるかもしれないですが、「これをやれば彼が喜んでくれる」「これさえできれば彼があなたの虜になる」といった題名の本やネット記事ばかり気になって読んでしまう人は「自己中になってもいいんだ」と自分に言い聞かせるくらいが丁度いいと思います。

 正直なところ、今でも「私とのセックスを楽しんでくれているのかな」「本当は気持ちよくないのかもしれない」と不安になることはあります。でもそういう不安は頑張ったら消えるものでもないし、別にあってもいいと思うんですよ。その不安以上に、「セックスしたい。こういうことをやってみたい。もっと気持ちよくなりたい」という意思を持って、それをパートナーと共有し、お互いのできる範囲で実現しようと努力をすることの方が、フェラや騎乗位の技術向上よりも大事だと思います。

Text/Betsy

次回は <朝6時にセフレに会いに行くのとライブの遠征は変わらない。肉食女子の素敵な日常>です。
草食系なんていう言葉をよく耳にする時代ですが、性欲の強い私はおかしいの?セックスをする前のウキウキした気持ちは歳を重ねても変わりません。性欲が強いことも一つの個性なんです。

ライタープロフィール

Betsy(ベッツィー)
セックスとメタルとおむすびを愛する米食系アラサービッチ。
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