このコラム宛てに届いた読者の方の質問メールを、毎月、編集部からいただいています。全て目を通して、なるべく過去の記事に内容が被りすぎないものや、同じ悩みをもつ人も多そうだなと思うものを選んで記事にしているため、全てのメールにお答えできず、いつも申し訳ないなと思っていました。
そこで、セックスの悩みを自分で解決し、さらに今後のセックスを進化させるために役に立つ具体的な解決方法を3週(の予定)にわたってお話ししようと思います。
セックス手帳でモヤモヤを明示化!
セックスは「考えるな、感じろ」とブルース・リーのように言う人もいます。たしかにそうです。ほとんどの場合、何も考えずに頭を空っぽにしていても、体に触れ合ったり出し入れたりすれば気持ちよくなれるものですよね。
でも、セックスに何か不具合が生じている時はどうでしょう。何度もセックスするうちに自然と解決する場合もありますが、いつまでも「何か違う」と一人でモヤモヤし続けている人も多いんじゃないでしょうか。そういう時は、頭を使って考えることが必要になってきます。
そりゃあセックスの最中に考えていたらますます気が散りますよ。なので、考えるのは【セックス手帳】をつける時です。
私は人生ではじめてのセックスからずっと手帳につけてます。学生の頃は自分がイクことにこだわっていたので、いつ、誰と、何回セックスして、自分が何回イッたのかを記号でつけていました。セックスの回数やイク回数にこだわりがなくなってきてからは、日付と相手、特記事項を手帳のメモ欄に箇条書きしています。
元々何のためにつけだしたかというと、時々手帳を見返すことで、「あの日のセックスよかったな」と思い出して、下腹部を熱くしながらムフフってしたいからです。良かった瞬間の肌の感覚まで思い出して、うっかり体がびくっとすることもあります。
基本的に“思い出しオナニー(過去の良かったセックスの記憶をネタにするオナニー)派”なのでとても重宝しています。
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