パートナーにコンドームをつけてもらうには

遠藤遊佐 紅音ほたる

紅音: 最近、女子からの悩み相談がすごく多いんですよ。
なので『HOTARU love Lavoratory』っていう性の悩みSNSを設立して、悩みを受けたりもしてます。 その中ですごく感じるのは、悩み相談ってポンと答えだけを差し出せばいいってものじゃないということ。話を聞いたり共感したりすることが大切なんですよね。

――どんな相談が多いですか?

紅音: やっぱり印象的なのは避妊の問題。彼に「つけて」って言ってもつけてくれなかったり、嫌われるのが怖くて言えないっていう悩みです。
自分の身体のことだし、自分の人生にかかわることだから……って言っても、相談してくる子はそんなお母さんみたいなことを言われたいわけじゃないんですよね。

――すごい正論なんですけどね。

紅音: 一人で整理できないから悩んでいるわけで。難しいですよね。

――乗り気じゃない相手にうまくつけてもらう方法ってないんでしょうか。

紅音: うーん、例えば女の子がつけてあげるっていうのはどうかな。あと、途中で空気が変わってしらけるのが嫌っていう子が多いから、言いにくそうにしたり暗い顔で言うのは逆効果かも。かわいくちょっとフザけた感じで「つけなアカン!」って言ってみるとか。

 実はこの問題って今までたくさん話し合ったんですけど、はっきりした答えは出てないんですよ。最初にしっかり話し合うっていうのが一番いい根本的な解決方法なんですけど、それはなかなかできませんものね。

 【次回は、女性のセックスのお悩みに紅音さんが答えてくれます。お楽しみに!】

Text/遠藤遊佐