フェイクの匂いに誘われるのは所詮ザコ!
アル:コンパで無駄モテしても「私にはこんなザコしか寄ってこない」と自信をなくすだけだし、「世の中にはつまらないザコしかいない」と希望もなくすし、「コンパなんか行ってられるか!」とやる気もなくすし、いいことは何もない。
AM:身につまされ過ぎて、心臓が痛いです(笑)。
アル:私は<香水瓶の理論>を唱えてるんだけど。
全ての女の子には、その人が本来もつ「オリジナルのいい香り」がある。でもそれは、香水瓶のフタを開けないと出てこない。コンプレックスをこじらせて「私には魅力がない」「本当の自分はモテない」とフタをしていると、マッチングする相手に出会えない。フェイクの匂いに釣られるのは、しょせんザコだから。
その人本来の魅力で勝負するのが、一本釣り。
だから、自分を信じる・自分を好きになる・自分の魅力を認める…って努力をした方がいい、モテテクを磨くよりも。そしたらフタが開いて、ピッタリの1票が手に入る。
伴侶って、おせんべいをパキッと割った片割れなんですよ。相手に合わせて自分を削らなくても、ピッタリと合う人。
AM:それには「自分を認めること」が大切なんですね。でも自信がないと、それが難しくなってしまう。
満たされたい欲求が不足していると…
アル:<承認のコップの理論>があって…ってこんな話ばかりして、坊主の説教か?私、ウザくない?
AM:いえ、聞きたいです!(笑)
アル:自分で自分を認めてる人、つまり自己承認できてる人は、コップが8割くらい満たされてる。だから「他者からの承認」を必死に求めずにすむ。
そういう人は余裕があって魅力的だから、他者からも承認されて、つねにコップはいっぱい。
自己承認できてない人は、コップの中身が少なくて不安だから、ガツガツと他者承認を求める。
そういう人は「重い」と引かれがちだし、支配したい男につけこまれがち。いつまでも他人の評価に振り回されて、本当の自信が育たない。Facebookのイイネ!の数が少ないと不安になる人とか。自分で自分をイイネ!と思うことが大切なのに。
AM:そういう女子には前回の「喪女から愛され痴女へ!」を読んでほしいです。「SNSを控える」「キャラを意識しない」とかすごく納得しました。
アル:SNSにハマると「他人にどう見せるか」って思考パターンがクセになるから、他者評価に依存するし、自分で考えるクセも身につかない。だから、携帯をおいて旅に出るのはいいと思う。一旦、思考パターンをリセットするために。
私はネットもテレビもあんまり観ないんです。仕事で必要なモノと本当に好きなモノ以外は。じゃないと、考える時間を確保できないから。
「情報に遅れるんじゃ?」って不安になる人もいるけど、友達の<エッグベネディクト食べました>みたいな近況とか、特に知る必要ないでしょ(笑)。
AM:実はそんな情報が大半ですよね(笑)。
よく考えたらモテたいわけじゃないのに、女子アナキャラを演じて、婚活鬱になりかけてる友達もいます。
アル:婚活本って「女子アナ=おじさん受けするお嬢さんキャラになれ」って本ばかりだもんね。あれを素直に信じると鬱になる。
それじゃ、坊主が希望をもてる話をしましょうか(笑)。