痴漢運のある少女時代/清純派受付嬢の性事情(1)

 前回の丸の内の某有名なお菓子屋さんで働いているBさん(28歳)のインタビューも合わせてどうぞ。

 毎月一人の“普通の女の子”とインタビューという名の猥談を楽しませてもらっているこの連載。
実を言うと、これまでインタビューしてきた女子は、編集部の女性が連れてきてくれた個人的なお友達がほとんどだったりします。

 そして「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもの。よく見ていると肉食女子の友達は肉食女子、ピュア系女子の友達はピュア系と、性へのあり方も似ている場合が多いんですよね。

 今回ヰタ・セクスアリスを聞かせてくれた某大手広告代理店受付のNさん(26歳)は、一見したところ小柄で愛らしいタイプ。でも彼女を紹介してくれたのは、編集部でも肉食度の高さを誇る女性。ということはその友達であるNさんも……?

最初に覚えた快感は、パンツの食い込み

遠藤遊佐 普通の女の子のエッチ事情 新ヰタ・セクスアリス 肉食系には見えないんですが…

――性に目覚めたきっかけを教えてください。

N: よく覚えてないんですけど、ナチュラルボーンな目覚め方だった気がします。3、4歳の頃だったかな。ある日、穿いてるパンツをぐいっと力任せにあげると気持ちいいのに気がついて。

――ああ、パンツに食い込む感じが気持ち良かったと。

N: そうです。でもお母さんに「やめなさい」って言われたので「これはいけないことなんだ」と思ってやめたんです。でもその後、小学校3年くらいのときに友達が背中を掻くふりして後ろからアソコを触ってるのを目撃して。「ああ、私だけじゃないんだな」と思ったのを覚えてますね。

――私が小学生の頃も、ずっとチンチンいじってる男の子や机の角にさりげなくアソコをこすりつけてる女の子いましたよ。逆に言うと、エッチなことだっていう意識がないから人前で平気でできちゃう。

N: 「エロを認識した」っていうことで言うと、一番強烈に覚えてるのは中学1年の入学式の帰りに本屋さんに寄ったときかなあ。露出狂のおじさんに遭遇したんですよ。

――えー、それはちょっと、目覚めとかいう可愛らしい感じじゃないですね。

N: エッチ系の少女マンガを熟読してたら知らないおじさんが話しかけてきて、自分の下半身を指さすんです。
で、目をやったらズボンのファスナーが開いていて、そこからアレがピョコンと……。すぐにはわからなかったんだけど、あとで考えると「あれは男性器だったな」と。

――そのときはどんな気持ちだった?

N: 普通に怖かったですね。兄のもお父さんのも見たことあったんですけど、勃起したのは初めてだったから、ほんと、びっくりしました。私が通ってた中学って、住宅地から離れた静かな場所にあったので、それからもそういうことはよくありましたね。帰り道に角を曲がったら全裸の人が立ってた……とか。あんまりよく出くわすので、免疫ついちゃったくらい(笑)。