妄想は輪姦。幸せなセックスはオカズになりません!
――オナニーするときは何をオカズにしてた?
M: うーん。腐女子だったけど、BLは使ってなかったんですよ。
――出た、腐女子! これも意外なほどに多いですよね。もう日本の若い女性の半分くらいは腐女子なんじゃないかって気が……Mさんはどうして腐女子に目覚めたの?
M: 中学の頃、演劇部に入ってたんですけど、そこの先輩に「こういう世界があるよ」と教えられて。
私、マンガほとんど読まないので、学生時代は男の先生同士のカップリングでキャーキャー言ってましたね。英語のちょいワル系な先生が受けで、新任のメガネの先生が責めとか……(笑)。
――素晴らしいですねえ。でもBLはオカズにならないと。
M: ですね。私、そもそも「好きな相手と幸せなセックスをする」っていう健全な状況に興奮できないんですよ。ドキドキはするんだけど、いやらしい気分にはならない。
BLって普通の男女のセックス以上に幸せな恋愛が多いじゃないですか。だからオナニーするときの妄想は小学生の頃からずっと輪姦とかハードなもの。
集会の最中に「ここにいる男子全員が襲ってきたらどうしよう」って考えてたモヤモヤしたり……。子どもができてからは、そこまで鬼畜な妄想はできなくなりましたけど。
――普通の奥様なのに、どこからそういうハードな妄想が芽生えたんだろう。
M: 昔から「知らない人に無理矢理される」っていうのに興奮したんですよね。
だから妄想の鉄板は、相手は誰でもいいので悪い人にいきなり囚われてエッチなことされるとか、ヤンキーに輪姦されるとか……ああ、なんか言ってて恥ずかしくなってきた……。
――いいんですよ、妄想だから!(笑)