「勃つか勃たないかきわどいところ」くらいのおじさんが好き
――オカズはずっと妄想?
Y: そうですね。あとはエロ本かな。
もともとエロ雑誌は幼稚園の頃から見てたんですよ。家がエッチな本も売ってる昔ながらの個人経営の書店で、目につきやすい環境だったから。
でも中学に入ってからは、その頃付き合ってた彼氏に借りて読んでました。中学生と付き合うような人だけあって、持ってるのはロリ系のアナル物とかばっかりだったんですけど(笑)。
――「古いものが好き」って言ってたけど、エロ本文化もその一つなのかな。
Y: エロ本もそうだし、とにかく昭和の匂いのするものにグッときちゃうんです。
――話を聞いてると「ザ・今どきの女の子」って感じなのに、どうして昭和好きになったんだろう。
Y: うーん、若い人よりおじさんが好きだから、おじさん趣味になるのかなあ。
あと私、昔からメジャーなものというか売れてるものに対するアンチテーゼがあるんですよね。
実家の書店が、大型スーパーの中に入っている本屋さんにお客さんを取られたせいで廃業したっていうのがあって……。
だからサブカルとか古いものとか、あんまり人気のないものに喰いついちゃう。
――Yさんみたいな可愛い女の子が、古い物が好きだっていうと、それこそおじさん達は喰いつくんじゃない? ちなみにどういうおじさんがタイプ?
Y: 最初に好きだと思ったのは、舘ひろし(笑)。今は、松尾スズキさんの結婚に軽くショックを受けてるところです。
あと、最近すごく好きなのはAV監督のバクシーシ山下さん。ちょっとくたびれた、勃つか勃たないかきわどいところ、みたいなおじさんが一番好きなんですよね~。
――勃つか勃たないか……おじさんていうか、もう初老じゃないですか!
じゃあ、オナニーするときも妄想に出てくるのはそういう人?
Y: ですね。でもここ1、2年はパソコンでAVを観ながらオナニーすることを覚えたので、もっぱらそっちをオカズにしてます。
高校時代は、まさか自分がお金払ってAVダウンロードするようになるとは思わなかったんですけど。
――高校時代は、あんまりオナニーしなかったんだ。
Y: ずっとセックスばっかりしてたので……。
――リア充だなあ。
Y: 特にリア充だとは思いませんけど、彼氏は途切れることなくずっといますね。もちろんみんな“おじさん”ですよ(笑)。
次回は、そんなリア充なYさんの恋愛遍歴について詳しく聞いていきます。
Text/遠藤遊佐
遠藤遊佐さんの取材を受けてみたい方、絶賛募集中です!
- 1
- 2