より気持ちよくイケる「寸止め」!ただし寸止めには越えてはならないラインがある/BETSY

男性がイクタイミングがわからない

今週も読者の方からの質問にお答えします!

経験が少なく、男性がイクタイミングが全くわかりません。腰が震えている時はイキそうな時ですか?まだ余裕がありますか?寸止めの方法も知りたいです。根元をギュッと掴んでも大丈夫でしょうか。

なるほど。男性に寸止めをするために、男性がイキそうになる時の兆候が知りたいということですね。寸止めはひとりでもふたりでも楽しめる一種のテクニックです。性別も関係なく挑戦できるので、今回は寸止めの方法とコツを紹介します。

寸止めとは

イキそうになったタイミングで刺激を止めて、イクのを我慢することを寸止めといいます。これを何度か繰り返してからイクのが一般的な楽しみ方です。

何のために寸止めをするかというと、イクのを何度か我慢して最終的にイッた時には、普段スムーズにイク時と比べて大きな快感を得られるからです。より長い時間セックスやオナニーを楽しむために寸止めする人もいます。また、早漏を克服するのにも効果があると言われています(ストップ・スタート法)。

寸止めの方法

寸止めの方法は簡単で、イキそうになるタイミングで刺激を止めます。手や口で刺激しているのならサッと離す。おもちゃで刺激しているならおもちゃを体から離す。もしくは電源をオフにする。挿入中ならピストンを止めて腟から抜く。男性なら亀頭の下を軽く握る方法もあります。「もうちょっとでイケたのにイケなかった」状態を作るのがポイントです。

「寸止め」と聞くと、イク寸前で止めると思うかもしれませんが、イク寸前のギリギリのところで止めるのはとても危険です。なぜなら、イク寸前で刺激を止めても絶頂に近づく感じは止まらず、触れられていないのにそのままイッてしまうことがよくあるからです。つまり、中途半端にイッてしまうってこと。本来なら、イク時には強い緊張感と大きな快感に襲われた後にフッと脱力し、なんとも言えない達成感があると思いますが、中途半端だとそれらの感覚が薄くて、快感も達成感も半減してしまいます。男性の場合だと、精液が少量しか出ず大きな快感を得られなかったり、精液が出ないまま賢者モードに入ってしまったりすることもあります。中途半端にイッてしまった時のガッカリ感ったら……。

寸止めには“越えてはならないライン”があるんですよね。イク直前のあるタイミングを越えてしまうと、刺激を完全に止めてもイッてしまうということです。車は急に止まれないと言いますが、“イク”も急には止まれません。なので、“越えてはならないライン”の前で刺激を止めなければなりません。

そのラインがどこか大雑把に言うと「あ、イキそう」ってとこです。「ダメ!もうイク!」では手遅れです。ポイントは、イク直前の兆候が始まるタイミング。太ももやお尻の筋肉を硬直させたり、プルプル震え出したり、顔がピクピクしたりと、イク前の兆候には個人差はありますが、イク直前にいつも起こる反応が見え始めた瞬間にストップするのが良いタイミングだと思います。

しかし、いつも言っているように体の反応は人それぞれです。人によってイク直前の反応やタイミングは違います。読者の方からの質問にもあったように、腰が震えるのはイク前の兆候としてよく見られますが、震え始めた時にはもう“イク”が止まらない人もいます。相手がイクまでの反応を何度も観察してパターンを知ることが最も重要です。