ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AM読者様の中で一番、S男性から喜ばれている女性って誰?」
担当編集I嬢:「いつ責められてもいいようにリアクション芸を磨く必要がありますね」
先週が「M男性の喜ばせ方」だったので、今週はその対極に存在するS男性について考察していきましょう。
マゾヒズムの語源は作家のマゾッホ氏でしたが、サディズムの語源になっているのはサド侯爵です。侯爵……つまり貴族なのですが、乱交やら肛門性交の罪で30年間を獄中で過ごしています。
だからと言って全てのS男性がそれらの行為を望むわけではございません。Sだけれども性交は乱交よりも1対1派な男性もいるでしょうし、Sだけれども挿れるのはもっぱら膣で肛門には何ら興味関心を持たない男性もいるでしょう。
なので本記事におけるSの定義は、サド侯爵ほど過激でなくとも、奉仕するよりも奉仕されたいとか、攻められるよりも攻めたい男性とさせていただきます。
S男性をベッドの上で喜ばせるのは比較的カンタンかと。即尺とかイラマチオとか顔射とか、いくらでも方法はあるでしょう。
難しいのは日常生活において。相手がSだからと言って、LINEの文末に毎度「メス豚マゾ奴隷より」と付けたり、家へ遊びに来た際は三つ指ついて「お帰りなさいませ」と出迎えるのも何となく違うような……。
S男性に刺さる振る舞いが知りたい!
今こそ全ての日本国民に問います。
S男性をデートなどの日常生活で喜ばせるにはどうしたらいいのでしょうか?
そんなことも知らずに、やれ「彼氏のイニシャルをタトゥーで彫ったら喜んでくれるかな」とか「スラムダンク好きな彼氏だからバスケボール彫るほうが良いかな」などと言っている日本人のなんと多いことか。
しかしミカコちゃんは知っています。日常生活でS男性を喜ばせるには……!?
「むしろ小生意気なくらいでちょうどいい」です。
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