テクニックの引き出しを
増やすのは大賛成!
「基礎はもうできてるから、もうちょっとセックスがエロいと思われるテクニックを教えてくれ!」と思っている方への、ひと皮むけるセックスシリーズ5本目です。
今回はテクニックの取り扱い方についてお話しします。
セックスの経験が増えていくごとにテクニックも増えていきますよね。実践で身についたテクニック、新たにネットや友人の話から知ったテクニックなど、頭の中にテクニックの引き出しが増えていきます。こういった引き出しを増やしていくのは大賛成です。
というのも、テクニックの効果があるかどうかは完全に個人差があるからです。90%の人に効くテクニックでも、残りの10%の人には全く効かないということもよくあります。目の前の相手にどのテクニックがハマるかわからないなら、たくさんの引き出しを用意しておいて、何が効くのかを【数打ちゃ当たる方式】で試していけばいいんです。
引き出しを持っているだけで、「ひとつ試してみて効かなかったら別の引き出しを開けたらいいじゃん」って心に余裕を持って相手と向き合うことができます。
テクニックをランダムにしない
ひと皮むけたセックスをしようと思うなら、テクニックの引き出しを増やしてランダムに開けていくだけでは良くないですね。「これはどうだ!これが効かないなら今度はこっち!」と適当にやっていては効率が悪いからです。それぞれの引き出しには開けるべきタイミングがあって、タイミングにあったテクニックを使うことで効果を最大限に活かすことができます。
必要な時に必要な引き出しを開けられるようになるためには、まず頭の中の引き出しを整理してみてください。体のパーツに対してそれぞれ刺激の弱いテクニックから順番に並べます。そして、引き出しをひとつ開けたら、次はとなりの引き出しを開けるんです。
全く種類の違うテクニックじゃなくて、刺激の近いものを続けてやってみるってことですね。大げさにいうと、乳首をぺローンと舐めたら次は亀頭を咥える、じゃなくて、乳首をぺローンと舐めたら次は乳首をペロペロ舐める、といった感じです。ひとつひとつの効果がどれくらいあるのかを探っていくのが大事。
もうちょっと例を挙げてみますね。同じ場所を撫でるとしたら、始めは指を揃えて手の平全体で、次は指の腹で、そして指先で、というように接地面積を変えてみます。上から下に撫でることを続けたら、次は下から上に撫でるのを何度も繰り返して比較するのもいいですね。摩擦する幅を始めは大きく、徐々に小さくしていくのもそうです。
こうやって地道に少しずつ刺激を変化させていくことを繰り返すと、テクニックを使うべきタイミングも分かってくるはずです。「これは興奮がマックスの時なら効くけど、興奮がおさまっている時には微妙」だとか「イキそうになったのを我慢した後にはこれくらいがいい」とか、その人の体の傾向が分かってきます。傾向が分かれば、新しいテクニックを自分で考えて引き出しを更に増やすことができます。
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