全員違うセックスのパターン
前回は、正常位と言ってもひとりひとりやり方が全然違うという話をしました。正常位に限らず、セックスは一から十までみんなやり方が違っていて本当に面白いですよね。特に短い期間に複数人とセックスすると、その違いがよく分かります。「よーしセックスするぞ!」とお互いの意思が固まってからキスに流れ込む空気感も、セックスにかける時間も、前戯のやり方も、挿入のやり方も、他の人とかぶるものがないくらい全員違いますよね。中でも個人差が激しいのが事後の行動なんじゃないかと思っています。行動パターンで分けると次の3つに当てはまることが多いのではないでしょうか。
①豹変
セックス前や最中と、終わった後で別人格か!?と思うほど豹変するタイプです。イチャイチャしている最中は散々「大好き!」「朝までずっとしたい」「気持ちよすぎて他の子ともうできない(大嘘)」などと言い続けてたのに、なんなら発射10秒前まで「好き!気持ちいい!好きー!」って言っていたのに、射精した途端に通常モードに戻ろうとする人いますよね。ハグもキスも一切ないどころか一瞬のまどろみもなく「最近仕事どう?へー、そっか」って。セフレ相手に愛を叫んだものの「おっと、勘違いさせちゃいけねぇ」と思って急ブレーキがかかるんでしょうか。仲良くなればそんな所も可愛くて好きなんですけどね。
もうひとつの豹変タイプは、鬼イカセからの手厚いケア。セックス中にはイキそうでイケない寸止めや連続イキ地獄で散々責め続けておいて、終わったら指圧マッサージをしてくれて、お風呂では体を洗ってくれて。「ちょっとお小遣いあげた方がいいのかな?」と思ってしまうくらいです。豹変は豹変でも良い豹変ですね。
②ルーティン化
一番多いのが、事後の行動がルーティン化しているタイプじゃないでしょうか。軽くチュッチュして腕枕で仮眠するとか、イチャイチャするでもなく、ただただベッドでゴロゴロして過ごすとか、とりあえず股間を拭いてふたりでお風呂に向かうとか、毎回同じ流れの人が多いですよね。数年ぶりに会ってみてもそのルーティンは絶対に変わっていないのでほっこりします。中には、セックスが終わった後すぐに布団をめくってファブリーズをする個性派なルーティンの人もいて「本当は掛け布団にコロコロして床には掃除機もかけたいんだろうな。ふふふ」と思いながら観察してしまいます。
- 1
- 2